苗字 三宅の由来
三宅姓に関する由来・ルーツのページです。"三宅"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた苗字の由来、逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。
名字の由来と起源
【皆さんからいただいたコメント】
- 富山県の三宅さんは能登の末森城襲撃ののち富山へ
逃げてきた子孫です。能登の鹿島郡と七尾、宇出津の
三宅さんです。
- 岡山県倉敷市では最多の姓です。
水島地区では特に多く、電話帳は三宅が何ページも続き、学校では1クラスに何人も三宅が居るので下の名前で呼ばれます。
県外に引っ越すと、三宅姓の少なさに驚愕しました。
- 私の母方の祖母の旧姓は三宅ですが、武家で、
その祖母の祖父、わたしのひいひいおじいさんは、静岡の駿府城のなかで生まれています。国鉄勤務でした。
- 能登の三宅さんは岡山の水島から来た水軍の一族です。
- 三宅と書いてなんと読む?
- 渡来人としてやってきた新羅の皇太子が岡山県にすみついた。
- 富山県の三宅さんは能登の末森城襲撃ののち富山へ
逃げてきた子孫です。能登の鹿島郡と七尾、宇出津の
三宅さんです。600年前に岡山県の水島から来た
水軍の一族です。ルーツは岡山にあり。
- 岡山県のかつての児島エリア(現倉敷市他)で古くから確認される姓です。戦国武将の宇喜多家が地元の寺に納めた文書によると、宇喜多家の出自は三宅一族とされており、三宅の祖は新羅滅亡時に日本に渡った三人の皇子とされています。宇喜多家の出自が三宅一族かどうかの真偽はさておき、戦国期には源氏の末裔など名乗る者が雨後のタケノコのように出てくるなか、現在の岡山県エリアを支配しようとのし上がって来た宇喜多家にとって、出自を三宅一族と名乗ることにメリットがあったものと推察されます。
その他、歴史上では鎌倉末期の児島高徳や鹿児島の島津家文書に登場する室町時代の連島三宅水軍、三宅国秀などが知られています。現在岡山県倉敷市周辺には三宅姓の方が多く在住されていますが、古くからの三宅姓の子孫と明治維新後に地域の名姓にあやかって新たに三宅姓を名乗り始めた方々の子孫が混在して暮らしています。全国各地に三宅姓が見られますが、その多くは岡山県のかつての児島エリアがルーツとされており、連島三宅水軍などの形で海運・海送に長く携わったことも三宅姓の拡散の一因となったと思われます。
- 兵庫県 西陣
文字の意味から由来を探る
三の由来
種類: | 指事文字 |
意味: | み。みつ。みっつ。 |
由来: | 三本の横線で三を示す。また、参加の参サンと通じて、いくつもまじること。また、杉サン・衫サンなどの音符彡サンの原形で、いくつも並んで紋様を成すの意味を含む。日本では、奈良時代にはサムと音訳し、三位サムミ・三線サムセンといった。三郎サブロウのサブはその転音である。証文や契約書では、改竄カイザンや誤解をさけるため、参と書くことがある。 |
宅の由来
種類: | 会意兼形声文字 |
意味: | いえ。住まい。 |
由来: | 下部の字(音タク)は、草が地下にじっと根を定着させたさま。宅はそれを音符とし、宀(やね)を加えた字で、定着して住むところをあらわす。 |
地名から由来を探る
地名を起源とする名字は多くあります。「三宅」を含む地名は全国に多数存在するため一部のみ表示しています。
※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし
記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。
住んでいる地域から由来を探る
本サイトのデータでは三宅姓の方は全国に104500世帯ほどいるようで、日本で205番目に多い名字のようです。 最も多く住んでいらっしゃる都道府県は岡山県のようです。その後大阪府、兵庫県にいらっしゃる方が多くなっているようです。三宅姓の方は3位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。
順位 |
都道府県 |
世帯数 |
| 岡山県 | 約21600 |
| 大阪府 | 約11500 |
| 兵庫県 | 約8600 |
| 愛知県 | 約6700 |
| 東京都 | 約6500 |
| 広島県 | 約4900 |
| 神奈川県 | 約4800 |
| 岐阜県 | 約4000 |
| 福岡県 | 約3600 |
| 京都府 | 約3200 |
全国分布詳細はこちらからご覧いただけます
三宅姓の成り立ち
三宅姓の由来は地名と考えられます。地名由来の名字は名字成り立ちとして圧倒手に多いといわれています。例えば貴族や武士の場合、本拠地がある場所や住んでいる場所、または支配地域の地名にちなんだ名字を名乗ったり、出身地から名乗ったりしました。他にも職業から因んでいる場合も考えられます。職業由来の苗字は、「公的な職業」と「商業」にちなむものの2つに分けることができます。帰化した名字には、好きな名字を意味や音から新しく作るもの、元の名前の音に当て字をする人もいます。帰化後につけられる名字はルールがあり常用漢字表に掲げる漢字、別表第二(人名用漢字)に掲げる漢字、片仮名又は平仮名(変体仮名を除く。)の3つの条件を満たすものとなっています。したがってローマ数字やアルファベット、算用数字や記号も使えません。
三宅姓の出自
武家 | 公家 | 庶民 | アイヌ | 蝦夷 | 琉球 | 台湾 | 中国 | 朝鮮 | その他 |
| | 〇 | | | | | | 〇 | |
武士や公家の出自という確認がとれないため、おそらく庶民の出であると考えられます。朝鮮を起源とする外来の苗字という説もあります。しかしながら出自には様々なケースがあり確かなものはその家に伝わる伝承でしか確認することは難しいと言えます。
氏神の由来を探す
苗字にはその地域で称えられていたものに由来するケースもあります。ここでは"三宅"の名がつく神社を紹介しています。
三宅神社(みやけじんじゃ)
京都府舞鶴市字北吸751
三宅神社(みやけじんじゃ)
広島県広島市東区戸坂数甲2-2518
三宅神社(みやけじんじゃ)
新潟県長岡市妙見町215-1
三宅神社(みやけじんじゃ)
新潟県長岡市六日市町1775番
三宅神社(みやけじんじゃ)
京都府亀岡市三宅町121
三宅神社社務所
広島県広島市東区戸坂くるめ木1丁目1−20
三宅神社(みやけじんじゃ)
三重県鈴鹿市三宅町1259番
みんなが知ってる三宅さんはこんな人
由来や発祥とは関係ありませんが、本サイトの
三宅姓のページで皆さんからいただいたご意見を集計した内容を表示しています。
本サイトのアンケートでは知力派の方が多いようです。またいい人の割合が多く三宅姓の方は眉目秀麗な男女が多いようです。
「三宅」さんについて教えてください!
苗字の由来
三宅姓の読み方や、ローマ字表記、名字としての分析や運勢など、もっと詳しい情報を知りたい方はこちら。
どんな人か教えて!!
あなたがご存知の「三宅」さんはどちらかというと頭を駆使する知力派、はたまた肉体勝負の体力派、それとも個性豊かな芸術派?
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こんな名前で呼ばれてます/呼んでます
自分はこんな呼称で呼ばれてます、または三宅さんへ皆さんが親しみをもって呼ぶときの愛称やニックネームを教えてください。好意的なものであればあだ名でも構いません。
※ひらがなでお願いします。一回に複数の呼称を入れないようにお願いします。
こんな名前に間違えられました
よく間違えて呼ばれる、誤って覚えられてしまう、宛先でよく間違えられる名前があれば教えて是非ください。結果は近日このページまたは特設ページにて公開させていただきます。
読み間違えはひらがな、書き間違えは漢字でひとつずつお願いします。
≪読み間違え≫※ひらがなで一つずつお願いします
≪書き間違え≫※漢字で一つずつお願いします