苗字加藤の由来

加藤姓に関する由来・ルーツのページです。"加藤"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた名字のルーツや逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

加藤清正とかも熊本だし、熊本がルーツでは？
私の祖先は長野県の山深い山中に逃れ山賊をしたりして、そこで定着しその一族が部落を形成するようになったそうです。どこから逃れて来たかは不明です。
加藤性のものです。叔父が調べたところ、祖先は新潟の僧侶だそうです。私の身内は教師、芸術家、理系研究者が多いです。
文禄の役で加藤清正は第二軍の主将として出陣し、鍋島直茂・相良頼房などを傘下に置き2万2800の兵を率いて釜山に上陸し慶州城(朝鮮半島の南東部分)を攻略します。
私の亡くなった父の先祖は大友宗麟の家来だったと言っていました。実家は大分県ですがもともとは違う所に住んでいたが、大友氏滅亡の時に逃れて百姓になったような話でした。家紋は丸に下り藤で、母が着物の紋に付けるのに丸がないほうが綺麗に見えると丸無しで付けてもらったら、そんないい加減なものじゃないと怒っていました。戦のおり、跡取りの子をおぶって助けて感謝されたような話を聞きましたが…。
加賀の藤原氏が由来
昔、藤を加える人がいたから。
加藤清正と言えば熊本城をはじめとする築城の名手であったり、賤ヶ岳の戦いで功名を挙げ「賤ヶ岳七本槍」に数えられたことなどで広く知られていますよね。ですが、清正を語るにはやはり朝鮮出兵での活躍が外せません。
豊臣秀吉が、熊本城主だった加藤清正に朝鮮に兵を出すことを命じた朱印状が愛知県刈谷市で見つかりました。

加藤さんの由来をこちらで募集中です!!

加藤さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘加’の由来

種類：	会意文字
意味：	くわえる。くわわる。
由来：	「力＋口」。手に口を添えて勢いを助ける意を示す。

‘藤’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	ふじ。マメ科フジ属のつる性落葉低木。
由来：	「艸＋音符滕トウ（のぼる、よじれてのぼる）」。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「加藤」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

山形県

東田川郡三川町加藤(かとう)[東田川郡三川町]

茨城県

埼玉県

千葉県

市川市加藤新田(かとうしんでん)[市川市]

富津市加藤(かとう)[富津市]

香取市加藤洲(かどうず)[香取市]

静岡県

静岡市葵区加藤島(かとうじま)[静岡市葵区]

佐賀県

鳥栖市加藤田町(かとうだまち)[鳥栖市]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは加藤姓の方は全国に892400世帯ほどいるようで、日本で10番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は愛知県のようです。その後東京都、神奈川県にいらっしゃる方が多くなっているようです。加藤姓の方は３位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。

順位	都道府県	世帯数
	愛知県	約177000
	東京都	約104000
	神奈川県	約84500
	埼玉県	約62900
	千葉県	約44000
	北海道	約41300
	静岡県	約36800
	岐阜県	約35700
	大阪府	約27600
	宮城県	約24800

全国分布詳細はこちらからご覧いただけます

加藤姓の成り立ち

地名	地形	職業	事物	拝領	合略	明治	派生	外来
〇			〇					〇

加藤姓の由来は地名と考えられます。地名由来の名字は名字成り立ちとして圧倒手に多いといわれています。例えば貴族や武士の場合、本拠地がある場所や住んでいる場所、または支配地域の地名にちなんだ名字を名乗ったり、出身地から名字を取ったりしました。または帰化による外国名が由来の名字です由来。帰化した名字には、好きな名字を意味や音から新しく作るもの、元の名前の音に当て字をする人もいます。帰化後につることができる名字にはルールがあり常用漢字表に掲げる漢字、別表第二（人名用漢字）に掲げる漢字、片仮名又は平仮名（変体仮名を除く。）の３つの条件を満たすものとなっています。したがってローマ数字やアルファベット、算用数字や記号も使えません。