苗字鴻農の由来

鴻農姓に関する由来・ルーツのページです。"鴻農"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字のルーツや逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

庄屋の長女で女学校に行かれた跡継ぎの方はモデルさんをしたりもされていましたが男のきょうだいが生まれず、婿養子を貰われました。持参金代わりに田んぼを1町（ヘクタール）持って来られたそうです。その長女の方はその時代には数少ない大学を出られ、満州は新京の領事館勤務を経て、満州総司令部に務められました。秘密文書を扱う立場故、絶えず憲兵が3,4人で護衛していたそうです。本人は疎ましがられてましたが。
農地改革があるまで、愛媛県柳原辺りで駅の2区間程も所有した大庄屋の鴻農家がありました。跡取りで長女の方は女学校に通われるときは人力車に乗り、草履持ちと鞄持ちを連れて通学されていたそうです。長女は明治三十年代生まれで、あの当時珍しい女子大学を卒業後、満州は新京の領事館に勤務され、その後満州総司令部でタイピストをされていました。長男はダントツに頭が良く、自宅では殆ど勉強なしで海軍の士官学校を卒業され、海軍の中佐か大佐になられ、先の大戦で乗っていた船と命を伴にされました。次男は陸軍の少年兵で戦死されました。大庄屋のため大きい意味をあらわす鴻と、農家ではあるため農の字が付いていたのではないでしょうか。

鴻農さんの由来をこちらで募集中です!!

鴻農さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘鴻’の由来

種類：	形声文字
意味：	おおとり。白鳥。くぐい。ひしくい。
由来：	「鳥＋音符江」で、大きい水鳥のこと。

‘農’の由来

種類：	会意文字
意味：	たがやす。農民
由来：	古い字は「林＋辰（かい）」の会意文字で、林をやき、貝がらで土を柔らかくすることを示す。のち「辰（かい）＋頭のうみを両手でしぼるさま」で、かたい土を貝がらで掘って、ねっとりと柔らかくすること。

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは鴻農姓の方は全国に十数～100世帯ほどいるようで、日本で50772番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は愛媛県のようです。続いて岡山県が多いようです。鴻農姓の方は３位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。