苗字 安の由来

安姓に関する由来・ルーツのページです。"安"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの苗字のルーツや逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来

【皆さんからいただいたコメント】

  • 安国造、安郡公、安宿禰、中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)。藤原南家乙麿流などにもみられる。また東亜細亜(中国)姓、韓国・朝鮮姓にもみられる。 鎌足─不比等─〔南家祖〕武智麿─〔南家乙麿流〕乙麿─是公─雄友─弟河─高扶─清夏─維幾─〔南家為憲流〕為憲……正義……〔安氏の祖〕安鎌人之佐藤原正忠。 藤原鎌足10世の藤原維幾(従五位上武蔵守・常陸介)を祖とし、その15世正義は鎌倉の関東公方足利氏満に仕ヘ、武州橘樹郡飯野郷朝日平沢2村を給い、その九世の正忠は武田民部少輔信是(信虎五男・信玄の弟・松尾城主)に仕ヘ下野国足利郡安野安応安鷲3村に於いて永五十貫を給いその偏字を取リ氏を安と改めた。1590年秀吉が全国統一。徳川家康は秀吉の命令で、駿河国・遠江国・三河国・甲斐国・信濃国の5ヶ国を召し上げられ、北条氏の旧領、武蔵国・伊豆国・相模国・上野国・上総国・下総国・下野国の一部・常陸国の一部の関八州に移封された。武田(松尾)信是(~1571)の没後は信玄の命により、弟・河窪信実(かわくぼ のぶざね)の息子河窪信俊が家督を相続。天正10年(1582年)の武田家滅亡後は徳川家康に仕え、子孫は旗本(2700石)となっている。その子信貞の代に松尾姓から武田姓に復している。 武田信玄に大いに苦しめられた家康ではあるが、施政には軍事・政治共に武田家を手本にしたものが多い。天正10年(1582年)の武田氏滅亡・本能寺の変後の天正壬午の乱を経て武田遺領を確保すると、武田遺臣の多くを家臣団に組み込んでいる。慶長7年(1602年)自分の五男・信吉に「武田」の苗字を与え、武田信吉と名乗らせ、常陸国水戸25万石に旧穴山家臣を中心とする武田遺臣を付けられて武田氏を再興し水戸藩を治めさせている。 慶長8年(1603年)9月11日、信吉は生来病弱であったらしく、わずか21歳で死去し武田氏は再び断絶した。水戸藩は異母弟の頼将が入り、頼将が駿府に移封の後は、同じく異母弟の頼房が入部し、水戸徳川家の祖となる。信吉の家臣の多くは水戸家に仕える。 それに伴い藤原(安)正忠も常陸国(現茨城県ひたちなか市)に移る。藤原維幾は桓武平氏の平高望(従五位下上総介)の娘を妻としその子為憲は工藤氏の祖となる。安は藤原氏であるとともに桓武平氏の子孫でもある。
  • 安の系譜(中臣⇒藤原⇒工藤⇒安) •飛鳥時代 - [592年 ~ 710年] 初代・中臣鎌足=大化の改新、天智天皇から大織冠位と藤原姓を賜わる 2代・藤原不比等=従一位・左大臣、式部卿・大宰帥、奈良時代初期公卿 3代・藤原武智麿=正二位・左大臣、贈太政大臣、奈良時代前期の貴族。 •奈良時代 - [710年 ~ 794年] 4代・藤原乙麿(おとまろ)=従三位・武部卿、奈良時代の公卿 5代・藤原是公(これきみ)=従一位・右大臣、奈良時代後期の公卿 •平安時代 - [794年 ~ 1185年] 6代・藤原雄友(おとも)=正三位・大納言、平安時代初期の公卿 7代・藤原弟河(おとかわ)=従五位下・越前介、伊賀守、平安時代初期の貴族 8代・藤原高扶(たかすけ)=従五位上・陸奥守、平安時代初期の貴族 9代・藤原清夏(きよなつ)=上総介、左少弁 10代・藤原維幾 939 天慶2年 従五位上・武蔵守、常陸介【常陸府中(石岡) 】、讃岐介 11代・工藤爲憲 従五位下・遠江権守。工藤大夫を号す •鎌倉時代 - [1185年 ~ 1333年]       伊豆工藤              奥洲工藤 12代・工藤時理─時信─維永─維景─景任─行景─景隆─景光─重光─高光─ ┗※今上(平成)天皇の直系祖先               得宗被官工藤氏(重光流) 22代・工藤時光 得宗家公文所執事、若狭国(得宗分国)守護代。 •室町時代 - [1336年 ~ 1573年] 23代・工藤貞祐 若狭国【得宗(鎌倉幕府北条氏)分国】守護代、摂津国多田院造営惣奉行。 24代・工藤高景 鎌倉幕府の北条氏・大和道軍軍奉行 25代・藤原正義=同族二階堂氏と共に室町幕府の関東府(鎌倉) 足利氏満の御家人 •安土桃山時代 - [1573年 ~ 1603年] 33代・(安)藤

安さんの由来をこちらで募集中です!!

安さんの由来・ルーツ、逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘安’の由来

種類:会意文字
意味:やすい。やすらか。たやすい。やすんじる。
由来:「宀(やね)+女」で、女性を家の中に落ち着かせたさま。疑問詩・反問詞などに用いるのは当て字で、焉と同じ。

地名から由来を探る

「安」を含む地名は全国に多数存在するため一部のみ表示しています。

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは安姓の方は全国に4100世帯ほどいるようで、日本で3212番目に多い名字のようです。 最も多く住んでいらっしゃる都道府県は茨城県のようです。その後東京都、神奈川県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い茨城県と2番目の東京都の差は倍以上あるため、もしかすると茨城県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。安姓の方は3位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。
順位 都道府県 世帯数
茨城県約2300
東京都約670
神奈川県約220
千葉県約210
埼玉県約150
大阪府約140
鹿児島県約100
兵庫県約70
愛知県約50
栃木県約50

全国分布詳細はこちらからご覧いただけます

安姓の成り立ち

地名

地形

職業

事物

拝領

合略

明治

派生

外来

安は主君からのから拝領された名字が由来と考えられます。または帰化による外国名が由来の名字です由来。帰化した名字には、好きな名字を意味や音から新しく作るもの、元の名前の音に当て字をする人もいます。帰化後につけられる名字はルールがあり常用漢字表に掲げる漢字、別表第二(人名用漢字)に掲げる漢字、片仮名又は平仮名(変体仮名を除く。)の3つの条件を満たすものとなっています。したがってローマ数字やアルファベット、算用数字や記号も使えません。

安姓の出自

武家

公家

庶民

アイヌ

蝦夷

琉球

台湾

中国

朝鮮

その他

武士や公家の出自という確認がとれないため、おそらく庶民の出であると考えられます。朝鮮をルーツとした苗字という説もあります。しかしながら出自にも様々な説があり確実な由来は各家の伝承でしかわからないと言えるでしょう。

氏神の由来を探す

安産大神
千葉県香取市府馬1972番ノ2
安高神社
山口県大島郡周防大島町東安下庄妙見1339番
安波賀春日神社
福井県福井市安波賀町15-13
安田神社
兵庫県多可郡多可町中区東安田字西北山704-42
安井金比羅宮
京都府京都市東山区東大路松原上る下弁天町70
安乗神社
三重県志摩市阿児町安乗844番
安芸東八幡宮
高知県安芸市井ノ口乙3057
安仁神社
岡山県岡山市東区西大寺一宮895
安房神社
福岡県柳川市大和町鷹尾字寺小路194番
安房神社
千葉県船橋市小野田町610番

みんなが知ってる安さんはこんな人

由来や発祥とは関係ありませんが、本サイトの安姓のページで皆さんからいただいたご意見を集計した内容を表示しています。 本サイトのアンケートでは知力派の方が多いようです。またいい人の割合が多く安姓の方は眉目秀麗な男女が多いようです。

「安」さんについて教えてください!

苗字の由来

「安」さんの由来やルーツ、発祥の地に関すること、一族の伝承や秘話等、この苗字に関するさまざまな逸話を教えてください。
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安姓の読み方や、ローマ字表記、名字としての分析や運勢など、もっと詳しい情報を知りたい方はこちら。

どんな人か教えて!!

あなたがご存知の「安」さんはどちらかというと頭を駆使する知力派、はたまた肉体勝負の体力派、それとも個性豊かな芸術派?

知力派

ありがとうございました。

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体力派

ありがとうございました。

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芸術派

ありがとうございました。

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こんな名前で呼ばれてます/呼んでます

自分はこんな呼称で呼ばれてます、または安さんへ皆さんが親しみをもって呼ぶときの愛称やニックネームを教えてください。好意的なものであればあだ名でも構いません。
※ひらがなでお願いします。一回に複数の呼称を入れないようにお願いします。
かな

入力してください。

ひらがなで入力してください。

ありがとうございました。

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こんな名前に間違えられました

よく間違えて呼ばれる、誤って覚えられてしまう、宛先でよく間違えられる名前があれば教えて是非ください。結果は近日このページまたは特設ページにて公開させていただきます。
読み間違えはひらがな、書き間違えは漢字でひとつずつお願いします。
≪読み間違え≫※ひらがなで一つずつお願いします
かな

入力してください。

ひらがなで入力してください。

ありがとうございました。

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≪書き間違え≫※漢字で一つずつお願いします
漢字

入力してください。

英数字以外の全角で入力してください。

ありがとうございました。

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