拓夢 由来

【皆さんからいただいたコメント】

• 拓夢(たくむ)は、今でも家族だと断言出来ます。私は、拓夢を産んだ母親です。私はまだ未成年の時、拓夢を妊娠しました。妊娠をした時は怖かったですし誰に頼れば良いのかも分かりませんでした。でも、お腹の中の子(拓夢)には罪はありません。なので産む覚悟は出来ていました。でも、段々とお腹は大きくなっていき。親に隠し通せなくなりました。とうとう親に告げなければいけませんでした。親に言うと親は優しく大丈夫よ、ママとパパがついているからなと言ってくれた。本当に安心感があった。でも、この安心感とは裏腹にあんな事になるなんて…。次の検診の日。勿論家族皆で行った。でも拓夢の心臓は動いてはいなかった。専門のお医者さんにも確認して貰ったが下を向いているだけだった。そしてお医者さんから誘発分娩で今から出しましょうと言われるがまま分娩室に連れていかれました。一応痛みはありました。 産まれたよ〜とお医者さんが言ってくれた。でも勿論拓夢の産声は聞こえなかった。すぐに横に拓夢を寝かせてくれた。拓夢は小さな体で天使の様に眠っていた。私は小さな拓夢を握り締め泣いた。ごめんねと。丈夫な体で産んであげられなくてごめんねと。そしてあれから月日は流れ、私はもう24になっている。旦那もいる。 拓夢は生きていたら6歳だ。今でも拓夢の事を思うと胸が痛い。でも前を向いて歩いていこうと思う。今家には拓夢の妹夢菜(ゆめな)と優菜(ゆうな)そして拓夢の弟の拓真(たくま)と仲良く暮らしている。亡くなっていたって拓夢は家族。そう断言出来る。あの時拓夢の仏壇に手を合わせる事が出来なかったが、今は笑顔で仏壇の前で家族揃って手を合わせています。
• 拓夢と書いてひろむと読みます。 将来の夢を切り開けるようになって欲しかったかららしいです。
• 拓夢とよみます。夢を切り拓いていける子になって欲しいと思い名づけました。