油井 姓の由来

油井 由来

油井姓に関するルーツ・由来のページです。"油井"を冠する発祥の地や人口の多い地域、使われている字の意味、姓成り立ちや出自といった様々な観点で由来・起源を検証しています。また皆様よりよせられた姓のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに未掲載の由来や逸話をご存知の方は情報提供いただけると助かります。

油井姓の名字の由来と起源に関する投稿

油井は地域によってルーツが違います。信濃の油井は橘左為、もしくは橘諸兄の子孫で平安時代に信濃の国司となった橘広相が先祖。家紋が抱き茗荷です。信濃の国司となった橘氏がそのまま土着。井出氏となり佐久地方に定着。戦国時代は佐久海尻城の城主である井出兵部太夫長門守が記録に残っていて、NHK大河ドラマ真田丸にも登場しました。武田信玄の佐久侵攻では武田側で戦っています。油井は井出氏の分かれで1里四方の水田をもらって油井と名乗るようになりました。おそらく雁峰城(草間城)という出城を落とした功績でその周辺の土地をもらったと思います。城が落ちたのがとうかんやの日だったので、今でもこの地に住む草間一族はとうかんやを行いません。雁峰城周辺には今も油井性の家が城の出入り口の要衝を守るように居住しています。 江戸時代に帰農し、名主を務めました。江戸時代も苗字を許されていて古文書に油井六兵衛という名が残っており、当時の代官所に何度も足を運んだという記録があります。
10/31/24, 8:58 PM

文字の意味から由来を探る

‘油’の由来

種類:会意兼形声文字
意味:あぶら。
由来:由は、酒や水などをぬき出す細い口の壺を描いた象形文字。油は「水+音符由」で、その壺の口から液体が抜けでてくること。のち、とろとろと出てくるあぶらの意。

‘井’の由来

種類:象形文字
意味:い。井戸。いげた。まち。人の集まる所。
由来:井は、四角いわく型を描いたもので、もと、ケイと読む。形や型の字に含まれる。丼は、「四角いわく+・印」の会意文字で清水のたまったさまを示す。セイと読み、のち、両者の字形が混同して井と書くようになった。井は、また、四角にきちんと井型に区切るの意を派生する。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「油井」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

埼玉県
加須市油井ケ島の地図 加須市油井ケ島
(かぞしゆいがしま)
千葉県
東金市油井の地図 東金市油井
(とうがねしゆい)
兵庫県
篠山市油井の地図 篠山市油井
(ささやましあぶらい)
島根県
隠岐郡隠岐の島町油井の地図 隠岐郡隠岐の島町油井
(おきぐんおきのしまちょうゆい)
鹿児島県
福島県
栃木県
※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは油井姓の方は全国に殆どいらっしゃらないようす。 最も多く住んでいらっしゃる都道府県は長野県のようです。その後静岡県、東京都にいらっしゃる方が多くなっているようです。上位の都道府県にこの苗字の地名はみあたらないため、地名ではない由来があると思われます。
順位 都道府県 世帯数
1位長野県約1400人
2位静岡県約1100人
3位東京都約940人
4位神奈川県約480人
5位宮城県約380人
6位埼玉県約320人
7位福島県約310人
8位千葉県約280人
9位大阪府約270人
10位兵庫県約190人

油井姓の成り立ち

地名地形職業事物拝領明治派生外来

油井姓の出自

武家公家庶民職人神主

油井姓の起源

アイヌ蝦夷琉球台湾中国朝鮮その他

氏神の由来を探す

苗字にはその地域で称えられていたものに由来するケースもあります。ここでは"油井"の名がつく神社を紹介しています。
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