‘裕’ 由来と起源

読み方

音読み：ゆうゆ

訓読み：ゆたか

すけ、ひろ、ひろし、まさ、みち、やす、ゆたか

「裕福（ユウフク）」の「裕（ユウ）」。ツクリにある「谷」は「大きな溝、くぼみ」の意味があり、「コロモヘン」は「衣服」を表すので、合わせると「大きな衣服」に。ゆとりがある様子からの連想で「豊か」という意味が生まれた。ゆたか。ゆとりがある。心がひろい。

谷コクは、あきまのあいたあな（口）をあらわす。裕は「衣＋音符谷」で、衣服がゆったりしていて、からだとの間にゆとりのあること。

会意兼形声文字

“裕”は会意兼形声文字という種類の文字です。会意兼形声文字とは、二字以上の漢字の字形・意味を合わせて作られた会意文字と、音を表す字と意味を表す字を合わせて形声文字の特徴を併せ持つもの。

12画

“裕”の画数は12画で同じ画数の文字には、
痢、御、卿、廃、硯、貰、寒、媛、堵、棺等があります。

衤：ころもへん

“裕”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“裕”の字がつく苗字には元裕、裕勢、慶裕、裕川、裕島、裕谷、裕野、裕平、裕、勝裕等があります。

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