‘彦’ 由来と起源

読み方

音読み：げん

訓読み：ひこ

お、さと、ひこ、ひろ、やす、よし

地名の彦根の彦。「顔」の左半分。もとは「彥」と書いた。「文」は「入れ墨を書き加える様子」、「彡」は「美しい様子」、「厂」は「おでこを横から見た形」を表し、3つを組み合わせて「おでこに美しい模様を描いている様子」を表現している。美男子。才知・徳行にすぐれた男子。

厂ガンは、厂型にくっきりとけじめのついたさま。彦は「文（模様）＋彡（模様）＋音符厂」で、くっきりと浮き出た顔の男。

会意兼形声文字

“彦”は会意兼形声文字という種類の文字です。会意兼形声文字とは、二字以上の漢字の字形・意味を合わせて作られた会意文字と、音を表す字と意味を表す字を合わせて形声文字の特徴を併せ持つもの。

9画

“彦”の画数は9画で同じ画数の文字には、
勇、糾、胤、巷、狩、恨、星、珂、珍、乗等があります。

彡：さんづくり・けかざり

“彦”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“彦”の字がつく苗字には彦坂、頌彦、彦田、矢彦、彦久保、彦エ、吉彦、彦、彦ノ上、彦江等があります。

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