久芳姓の由来

久芳姓に関する由来・ルーツのページです。"久芳"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字の由来、逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

久芳姓の名字の由来と起源に関する投稿

久芳のルーツは、現在の広島県東広島市(旧福富町)の久芳という字です。戦前は久芳村という行政単位でした。ここには久芳城址もあります。詳細は、東広島市が保有している福富町史を参照すればわかります。戦国時代以降は毛利氏に仕え、毛利氏の長州移封とともに萩に転じています。毛利氏や山口を拠点としていた大内氏の文書にも久芳氏の名前は出てきます。東京大学が編纂した「久芳家・佐藤家文書」という書物があり、萩の久芳家が遺した各種の文書が収められています。

8/13/20, 12:00 AM

久芳です先祖は北条家と繋がりがあります

2/10/19, 12:00 AM

文字の意味から由来を探る

‘久’の由来

種類：	会意文字
意味：	ひさしい。
由来：	背の曲がった老人と、その背の所に、引っぱるしるしを加えたもので、曲がって長いの意を含む。灸キュウ（もぐさで長い間、火をもやす）・柩キュウ（長い間、死体を保存するひつぎ）の字の音符となる。

‘芳’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	かんばしい。かぐわしい。かおり。よいにおい。
由来：	方は、両方に柄のはり出たすきの形を描いた象形文字。芳は「艸＋音符方」で、植物のかおりが左右に上下にはり出て広がること。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「久芳」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

広島県
	東広島市福富町久芳 (ひがしひろしましふくとみちょうくば)

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは久芳姓の方は全国に殆どいらっしゃらないようす。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は福岡県のようです。その後山口県、東京都にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い福岡県と2番目の山口県の差は倍以上あるため、もしかすると福岡県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。久芳姓の方は３位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。

順位	都道府県	世帯数
	福岡県	約790人
	山口県	約240人
	東京都	約160人
	神奈川県	約120人
	千葉県	約60人
	大阪府	約50人
	茨城県	約40人
	兵庫県	0～10前後
	愛知県	0～10前後
	岐阜県	0～10前後