印南 姓の由来

印南 由来

印南姓に関する由来・ルーツのページです。"印南"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた苗字のルーツや逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

印南姓の名字の由来と起源に関する投稿

印南の名が、歴史的に登場する、最初の文献は、播磨風土記に登場する景行天皇(第12代天皇)の皇后となった印南別嬢(いなみわけのいらつめ)である。古墳時代の公家の印南 別嬢が印南家の祖である。古事記、日本書紀にも同一人物の存在が記されていて、現在の兵庫県加古川市稲美町印南(いんなみ)の播磨が最初である。また、日本史における、スーパースターである、日本武尊(ヤマトタケル)の母親として、歴史研究家の間では、印南 別嬢の名は、知らぬ学者は居ない重要人物でもある。宮内庁保管の天皇家系図には、播磨稲日大郎姫の皇后となった後の名で記されており、宮内庁により治定された御陵墓が現存している。 印南家は、播磨の地から大和に移っていて、時代が近代の話になるが、奈良県吉野の六田(むだ)村には、戦前まで広大な領地を持つ印南家が存在した。 その頃の印南家は、日本一と言われた山城の、高取城の城坊主として、城主植村氏の元で政を行っていた。 奈良県吉野での印南家の足跡は、金峯山寺蔵王堂の境内に、印南の名が記された複数の石碑が有るので、この地に存在した事実が見てとれる。
3/8/20, 12:00 AM

文字の意味から由来を探る

‘印’の由来

種類:会意文字
意味:しるし。しるす。はん。はんこ。はんを押す。
由来:左は手、右はひざまずいた人。手で押さえて人をひざまずかせることをあらわすもので、押さえつける意を含む。抑の原字。のち、上から押さえて印を押す意となった。軋アツ(押さえる)はその入声ニッショウ(つまり音)に当たる。

‘南’の由来

種類:会意兼形声文字
意味:みなみ。
由来:原字は、納屋ふうの小屋を描いた象形文字。南の中の形は、入の逆形が二線にさしこんださまで、入れこむ意を含む。それが音符となり、屮(くさのめ)とかこいのしるしを加えたのが南の字。草木を囲いで囲って、暖かい小屋の中に入れこみ、促成栽培をするさまを示し、囲まれて暖かい意。転じて、暖気を取りこむ南がわを意味する。北中国の家は北に背を向け、南に面するのが原則。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは印南姓の方は全国に殆どいらっしゃらないようす。 最も多く住んでいらっしゃる都道府県は栃木県のようです。その後東京都、千葉県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い栃木県と2番目の東京都の差は倍以上あるため、もしかすると栃木県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。印南姓の方は3位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。
順位 都道府県 世帯数
1位栃木県約1900人
2位東京都約680人
3位千葉県約380人
4位埼玉県約350人
5位神奈川県約310人
6位愛媛県約190人
7位三重県約130人
8位大阪府約90人
9位福島県約80人
10位茨城県約70人

印南姓の成り立ち

地名地形職業事物拝領明治派生外来

印南姓の出自

武家公家庶民職人神主

印南姓の起源

アイヌ蝦夷琉球台湾中国朝鮮その他

氏神の由来を探す

苗字にはその地域で称えられていたものに由来するケースもあります。ここでは"印南"の名がつく神社を紹介しています。
印南八幡神社
和歌山県日高郡印南町印南2657番
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