養父姓の由来

このページは養父姓のルーツ・由来を掲載しています。使われている漢字や"養父"がつく地名、成り立ちや出自といった様々な観点で由来や起源を検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字の由来、逸話等を掲載しております。未掲載のルーツや逸話をご存知の方は是非情報提供をお願いいたします。

養父姓の名字の由来と起源に関する投稿

文字の意味から由来を探る

‘養’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	やしなう。育てる。
由来：	昔の中国では、羊はおいしくて形よいものの代表とされた。養は「食＋音符羊」で、羊肉のように力をつける食物をあらわす。善は、羊のようにうまいこと。美は、羊のようにうつくしいこと。義は、羊のようにかっこうがよいこと。いずれも羊をよい物の代表としている。

‘父’の由来

種類：	会意文字
意味：	ちち。
由来：	父は「おの＋又（手）」で、手に石おのを持って打つ姿を示す。斧フ（おの）の原字。もと拍（うつ）と同系。成人した男性を示すのに、夫（おとこ）という字を用いたが、のち、父の字をおとこの意に当て、細分して父は「ちち」を、夫は「おとこ、おっと」をあらわすようになった。また、甫を当てることもある。覇ハ（おとこの長老）伯（長老）もこれと同系。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「養父」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

愛知県
	東海市養父町 (とうかいしやぶまち)

大阪府
	枚方市養父丘 (ひらかたしやぶがおか)
	枚方市養父西町 (ひらかたしやぶにしまち)
	枚方市養父東町 (ひらかたしやぶひがしまち)
	枚方市養父元町 (ひらかたしやぶもとまち)

兵庫県
	養父市 (やぶし)
	養父市 (やぶし)
	養父市養父市場 (やぶしやぶいちば)

佐賀県
	鳥栖市養父町 (とすしやぶまち)

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは養父姓の方は全国に殆どいらっしゃらないようす。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は福岡県のようです。その後大阪府、兵庫県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い福岡県と2番目の大阪府の差は倍以上あるため、もしかすると福岡県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。都道府県別在住数が2番目に多い大阪府には養父丘、養父西町、養父東町、養父元町などの地名があるようです。

順位	都道府県	世帯数
	福岡県	約580人
	大阪府	約220人
	兵庫県	約70人
	大分県	約50人
	神奈川県	約50人
	東京都	約50人
	北海道	約20人
	長崎県	0～10前後
	京都府	0～10前後
	千葉県	0～10前後