‘幾’ 由来と起源

読み方

音読み：き

訓読み：いくきざしちかい

いく、おき、ちか、ちかし、のり、ふさ

いく。いくつ。いくらか。きざし。前兆。こいねがう。ほとんど。おおかた。ちかい。ようやく。それとなく。

幺二つは、細くかすかな糸を示す。戈は、ほこ。幾は「幺二つ（わずか）＋戈（ほこ）＋人」で、人の首にもうわずかで、戈の刃が届くさまを示す。もう少し、ちかいなどの意を含む。わずかの幅をともなう意からはしたの数（いくつ）を意味するようになった。

会意文字

“幾”は会意文字という種類の文字です。会意文字とは、象形文字や指事文字などの既に文字を組み合わせて、もとの漢字とは別の意味を表す文字となった漢字です。例えば、「休」は「人」と「木」によって構成され、人が木に寄りかかって休むことから「やすむ」の意味を表す字として作られたとされる。

12画

“幾”の画数は12画で同じ画数の文字には、
尋、滋、勝、曾、極、循、稀、腎、焚、湖等があります。

幺：よう・いとがしら

“幾”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“幾”の字がつく苗字には幾合、多幾、幾坂、幾、寸古幾、幾世、八幾井、幾久、幾瀧、幾代等があります。

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