‘環’ 由来と起源

読み方

音読み：かん

訓読み：たまきわめぐる

たま、たまき、わ

環境の環。「（驚いて）周囲をぐるりと見渡す」様子を表す「睘」と「玉器」を表す「王」を組み合わせて、「環」は「輪の形をした玉（ぎょく）」を意味する。わ。わの形のもの。めぐる。まわる。とりまく。たまき。

袁エンは、からだをまるくとりまく寛衣。環の右側の字（音カン）は「目＋音符袁」からなり、目をぐるりとまわす、目をまるくすること。環はそれを音符とし、玉を加えた字で、まるくとりまいた形の玉。

会意兼形声文字

“環”は会意兼形声文字という種類の文字です。会意兼形声文字とは、二字以上の漢字の字形・意味を合わせて作られた会意文字と、音を表す字と意味を表す字を合わせて形声文字の特徴を併せ持つもの。

17画

“環”の画数は17画で同じ画数の文字には、
醜、駿、彌、謠、謙、覧、環、穗、縱、臆等があります。

王：おうへん・たまへん

“環”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“環”の字がつく苗字には緒環、環、環乃、環貫、環野等があります。

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