‘紀’ 由来と起源

読み方

音読み：き

訓読み：おさめるのりしるす

あき、おさ、おさむ、かず、かなめ、こと、しるす、すみ、ただ、ただし、つぐ、つな、とし、のり、はじめ、もと、よし

「紀元前（キゲンゼン）」の「紀（キ）」。「己」は糸を巻き取る「糸巻き」の形を表し、これに「糸」を組み合わせて「糸を巻き取る」様子を表現している。しるす。のり。規律。

己キとは、曲がっておきたつさま。または、曲がった目じるし。紀は「糸＋音符己」で、糸のはじめを求め、目じるしをつけ、そこから巻く、織るなどの動作をおこすこと。

会意兼形声文字

“紀”は会意兼形声文字という種類の文字です。会意兼形声文字とは、二字以上の漢字の字形・意味を合わせて作られた会意文字と、音を表す字と意味を表す字を合わせて形声文字の特徴を併せ持つもの。

9画

“紀”の画数は9画で同じ画数の文字には、
怒、窃、亮、客、貞、厘、祝、指、削、軍等があります。

糸：いとへん

“紀”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“紀”の字がつく苗字には紀岡、鈴紀、紀籐、賣豆紀、紀坂、紀伊國、紀太、紀村、紀伊国、紀ノ本等があります。

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