‘陵’ 由来と起源

読み方

音読み：りょう

訓読み：みささぎしのぐおか

おか、たか

丘陵の陵。「夌」は「丘を踏み越えていく様子」を、「阝（こざとへん）」は「大きい、豊か」を意味する。組み合わせて「大きな丘」を表す。みささぎ。天子の墓所。しのぐ。のりこえる。切り抜ける。侮る。おか。大きなおか。

右側の字（音リュウ）は「陸の略体＋夂（あし）」の会意文字で、足の筋肉にすじめを入れるほど力んで丘に登ること。陵はそれを音符とし、阜（おか）を加えた字で、山の背のすじめ、つまり稜線リョウセンのこと。

会意兼形声文字

“陵”は会意兼形声文字という種類の文字です。会意兼形声文字とは、二字以上の漢字の字形・意味を合わせて作られた会意文字と、音を表す字と意味を表す字を合わせて形声文字の特徴を併せ持つもの。

11画

“陵”の画数は11画で同じ画数の文字には、
寂、符、陵、脚、惚、徠、羚、偽、淡、帶等があります。

阝：こざとへん

“陵”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“陵”の字がつく苗字には琴陵、廣陵、金陵、安陵、陵本、松陵、陵城、巴陵、藤陵、広陵等があります。

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