苗字五十川の由来

五十川姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"五十川"を冠する発祥の地、苗字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの苗字の由来、逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

五十川と言う苗字は岐阜県に多くその中でも池田町に多く見られます。その訳は、私もよく分かりませんが、近くに川が50箇所あった事がルーツだと聞きました。
岐阜県の池田町の「五十川」姓は、琵琶湖西岸の高島郡五十川村（現在の新旭町字五十川）から来ています。15世紀の美濃源氏の武将、土岐康行の孫、持頼が、将軍の怒りを買って殺され、その弟の久教が、難を避けるために隠れたのが五十川村です。久教の子、久友が、その地名を取って「五十川」姓を名乗ったとされています。五十川本家は、池田町六之井にあります。ただし、池田町に多い五十川姓は、明治になって、姓を名乗ることを許された村人たちが、この五十川家の姓を名乗ったもので、血縁ではない人も多いそうです。

五十川さんの由来をこちらで募集中です!!

五十川さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘五’の由来

種類：	指事文字
意味：	いつ。いつつ。
由来：	×は交差をあらわすしるし。五は「上下二線＋×」で、二線が交差することを示す。片手の指で十を数えるとき、→の方向に数えて五の数で←の方向にもどる。その転回点にあたる数を示す。また、語ゴ（話をかわす）・悟ゴ（感覚が交差してはっと思いあたる）に含まれる。証文や契約書では、改竄カイザン・誤解を防ぐために、伍と書くことがある。

‘十’の由来

種類：	指事文字
意味：	とお。と。
由来：	全部を一本に集めて一単位とすることを｜印で示すもの。その中央がまるくふくれ、のち十の字体となった。多くのものを寄せ集めてまとめる意を含む。促音の語尾ｐがｔに転じた場合はジツまたはジュツと読み、ｍに転じた場合はシン（シム）と読む。証文や契約書では改竄カイザンや誤解をさけるため、拾と書くことがある。

‘川’の由来

種類：	象形文字
意味：	かわ。水の流れる地形。
由来：	〈印は地の間を縫って流れる川の象形。川は、三筋の〈印で川の流れを描いたもの。貫（つらぬく）と同系であろう。穿セン（つらぬく、うがつ）と最も近い。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「五十川」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

山形県

鶴岡市五十川(いらがわ)[鶴岡市]

鶴岡市山五十川(やまいらがわ)[鶴岡市]

長井市五十川(いかがわ)[長井市]

福岡県

福岡市南区五十川(ごじっかわ)[福岡市南区]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは五十川姓の方は全国に5200世帯ほどいるようで、日本で2699番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は岐阜県のようです。その後愛知県、大分県にいらっしゃる方が多くなっているようです。五十川姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。

順位	都道府県	世帯数
	岐阜県	約970
	愛知県	約650
	大分県	約630
	大阪府	約530
	北海道	約330
	東京都	約320
	京都府	約200
	神奈川県	約200
	兵庫県	約170
	広島県	約160