苗字大吉の由来

大吉姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"大吉"を冠する発祥の地、姓成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた姓の由来、逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

肥後の国を中心に九州地方に勢力を張った菊池一族の末裔。室町後期に菊池一族の衰退により、菊池一族は九州各地に離散。薩摩国指宿の大吉村に住んだ菊池一族が大吉姓を名乗る事に始まる。豊臣秀吉治世、肥後の大名になった加藤清正は朝鮮出兵の為、家臣団の増員を計り、大吉氏は加藤清正の重臣、斉藤利宗(明智光秀の筆頭家老、斉藤利三の息子)に仕える。加藤清正死後、斉藤利宗は肥後を出奔、各地を浪々の末、妹のお福(春日局)の縁で、徳川三代将軍家光に拝謁し常陸の国真壁郡内に五千石を賜り、旗本に取り立てられ、知行地の真壁郡竹垣(旧明野町)に肥後時代からの家臣、大吉氏を移住させる。幕末、鳥羽伏見敗戦、江戸開城後に斉藤佐渡守利時は竹垣の大吉家に一族郎党を連れて移住し、当家にて亡くなる。大吉氏家紋は丸に左違い鷹羽。現在、茨城と鹿児島に大吉家が多いのはその為である。

大吉さんの由来をこちらで募集中です!!

大吉さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘大’の由来

種類：	象形文字
意味：	「大きい（オオキイ）」。両手両足を伸ばす人の形で「ゆったりしている」様子を表現した。おおきい。多い。重要な。はなはだしい。おおいに。
由来：	人間が手足を広げて、大の字にたった姿を描いたもので、おおきく、たっぷりとゆとりがある意。達タツ（ゆとりがある）はその入声ニッショウ（つまり音）に当たる。

‘吉’の由来

種類：	象形文字
意味：	よい。幸い。めでたい。
由来：	壺ツボをいっぱいにしてふたをした姿を描いたもので、内容の充実したこと。反対に、空虚なのを凶という。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「大吉」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

埼玉県

越谷市大吉(おおよし)[越谷市]

岐阜県

安八郡輪之内町大吉新田(おおよししんでん)[安八郡輪之内町]

京都府

京都市西京区山田大吉見町(やまだおおよしみちょう)[京都市西京区]

岡山県

津山市大吉(おおよし)[津山市]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは大吉姓の方は全国に2400世帯ほどいるようで、日本で4725番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は茨城県のようです。その後東京都、鹿児島県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い茨城県と2番目の東京都の差は倍以上あるため、もしかすると茨城県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。大吉姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。

順位	都道府県	世帯数
	茨城県	約870
	東京都	約370
	鹿児島県	約230
	神奈川県	約150
	埼玉県	約150
	千葉県	約120
	栃木県	約120
	大阪府	約110
	兵庫県	約70
	北海道	約60