苗字天白の由来

このページは天白姓のルーツ・由来を掲載しています。使われている漢字や"天白"がつく地名、成り立ちや出自といった様々な観点で由来や起源を検証しています。また皆様よりよせられた名字のルーツや逸話等を掲載しております。未掲載のルーツや逸話をご存知の方は是非情報提供をお願いいたします。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

志摩市大王町波切発祥の苗字である。昔は漁村であったが、浜周辺より一段高い土地があり、その地区を西天白や東天白と呼ばれていた。50年以上前はてんばくと呼ばれていたが、他地区や町との交流が多くなると、名古屋の天白区がてんぱくと呼ばれているせいか、てんぱくと呼ばれることが多くなり、何時の間にか地元の人たちもてんぱくと名乗るようになった。しかし今でも古老はてんばくと名乗る。歴史家の故和歌森太朗(都留文科大学学長)はこの姓について古書を調査し、この地が発祥であることと神職に関わっていたとの書が残されている。岡崎発祥との説があるが、この地出身の人たちであろう。この地の人たちは石工として関西、三河地域に出ていったという町の歴史もある。

天白さんの由来をこちらで募集中です!!

天白さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘天’の由来

種類：	指事文字
意味：	あま。あめ。そら。自然。生まれつき。いただき。てっぺん。
由来：	大の字にたった人間の頭の上部の高く平らな部分をー印で示したもの。もと、巓テン（いただき）と同じ。頭上高く広がる大空もテンという。高く平らに広がる意を含む。

‘白’の由来

種類：	象形文字
意味：	しろ。しろい。けがれのない。あきらか。もうす。
由来：	どんぐり状の実を描いたもので、下の部分は実の台座、上半は、その実。柏科の木の実のしろい中みを示す。柏ハク（このてがしわ）の原字。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「天白」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

愛知県

名古屋市千種区天白町植田(てんぱくちょううえだ)[名古屋市千種区]

名古屋市南区天白町(てんぱくちょう)[名古屋市南区]

名古屋市天白区(なごやしてんぱくく)

名古屋市天白区天白町植田(てんぱくちょううえだ)[名古屋市天白区]

名古屋市天白区天白町島田(てんぱくちょうしまだ)[名古屋市天白区]

名古屋市天白区天白町野並(てんぱくちょうのなみ)[名古屋市天白区]

名古屋市天白区天白町平針(てんぱくちょうひらばり)[名古屋市天白区]

名古屋市天白区天白町八事(てんぱくちょうやごと)[名古屋市天白区]

岡崎市天白町(てんぱくちょう)[岡崎市]

犬山市丸山天白町(まるやまてんぱくちょう)[犬山市]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは天白姓の方は全国に1300世帯ほどいるようで、日本で7368番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は三重県のようです。その後大阪府、愛知県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い三重県と2番目の大阪府の差は倍以上あるため、もしかすると三重県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。上位の都道府県にこの苗字の地名はみあたらないため、地名以外の由来と考えられます。

順位	都道府県	世帯数
	三重県	約820
	大阪府	約90
	愛知県	約80
	神奈川県	約70
	兵庫県	約50
	東京都	約50
	京都府	約40
	奈良県	0～10前後
	北海道	0～10前後
	長野県	0～10前後