苗字徳弘の由来

徳弘姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"徳弘"を冠する発祥の地、姓成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの姓の由来、逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

他の方が書かれている「菅原氏が太宰府に左遷させられた時、次男が土佐に逃げてきた」という話は「徳弘氏が自ら主張していたが実際は違うであろう」という記載が国立国会図書館にある資料で確認がとれます。土佐の徳弘氏の城下に天神が祭られていたためにそう主張し始めたのではないかとの事です。我が家は徳弘姓ではありませんが、一条氏家臣で幡多に同行した北野天神神子の一族で、家紋は梅鉢です。土佐に菅原道真の息子が亡命した話は潮江天満宮に史実が伝えられています。また、姓名辞典によると「徳弘姓は鎌倉時代以前には見られない」との記載があります。
地元の資料によると、菅原道真公？が太宰府に左遷させられた時、次男が土佐に逃げてきたのが始まりらしいです。しかし以前からいた親戚の徳弘家を頼って逃げてきたのかも？私の先祖は、京都の一条某が逃れてきた時、お供をしてきた随臣池田某と言う人で、旧中村の住人おまんと結婚し、高知県香美市にある予岳寺の17代住職薫的和尚を授かったようです。言い伝えによると、私の先祖は代々萬屋稼業を数百年続けており、薫的和尚に繋がる家系図が合ったようですが、明治維新の混乱時に幕府側に家系図が見つかったら子孫に害を及ぼすと考えて燃やしたとの事です。薫的和尚の母親がお万、私の家の屋号が万屋(よろずや)！高知市にある薫的神社には萬屋の石碑もあります。私の名字も薫的和尚の人格等に繋がる様な姓名です。一度もっと詳しく郷土史に詳しい方に調べていただけたらと思っています。ありがとうございました。
祖母が高知県の安満地という港町出身です。祖母が言うには徳弘家の先祖は平家の家臣であり、檀ノ浦の戦いで敗走し同じ平家の家臣たちと逃げ着いたのが安満地だと言っていました。実際に墓地に行くと徳弘性のお墓が何基もありました。

徳弘さんの由来をこちらで募集中です!!

徳弘さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘徳’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	道徳の徳。もとは「悳」と書いた。これは「直線」の「直」と「心」を合わせて「まっすぐな心」を表した漢字で、その後に「彳（ぎょうにんべん）」を加えて「まっすぐ正しい行い」を表すように。修養で得た立派な品性。人格者。めぐみ。恩恵。利益。
由来：	その原字は悳トクと書き「心＋音符直」の会意兼形声文字で、もと、本性のままのすなおな心の意。徳はのち、それに彳印を加えて、すなおな本性（良心）に基づく行いを示したもの。

‘弘’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	「弓」にカタカナの「ム」を組み合わせた字。「弘」は「弓をいっぱいに張り広げている様子」を表現している。「ム」は肘を張り出す様子を示す。ひろい。ひろめる。
由来：	厶コウは、ひじをひろく張り出したさま。肱コウの原字。弘は「弓＋音符厶」で、弓をじゅうぶんに張ることを示す。

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは徳弘姓の方は全国に2400世帯ほどいるようで、日本で4754番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は高知県のようです。その後大阪府、東京都にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い高知県と2番目の大阪府の差は倍以上あるため、もしかすると高知県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。徳弘姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。