苗字木坂の由来

木坂姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"木坂"を冠する発祥の地、苗字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの苗字の由来、逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

私の姓は｢木坂｣と申します。私の調べでは｢木坂｣は対馬の峰町木坂にある木坂神社(別名海神神社)に由来するものと考えています。そしてその木坂とは遠く百済時代に八代姓という豪族あり、その中のひとつ｢木｣氏という一族が百済を治めていましたが、高句麗に攻められその一族は対馬の木坂に逃れたと想像しています。この峰町木坂と韓国は僅か40キロしか離れていなく、木坂神社からは目の前で手に取るような距離です。ここに｢木｣氏が逃れ住み着いた坂の有る傾斜地だったので、この地を｢木坂｣と称したと思います？現在｢木坂｣の氏名は1,600人、姓の多い順で6,685位です。居住地では広島県に650名居住し、福山を中心に広がっています。ただ対馬には｢木坂｣の名前の人はいません。その昔木坂神社の宮司さんが引退して郷里に戻るという新聞記事がありましたが、その宮司さんの郷里とは広島との事でした。｢木｣氏はやがて今の紀州にまで勢力を伸ばし、当時紀州は｢木の国｣と呼ばれていましたが、和銅６年(713年)諸国郡郷名著好字令という法律が出て、今の紀州になったと言われています。私の調べでは｢木坂｣の地名は全国に①対馬、②広島の県北、③県央に計３箇所あります。歴史に｢木坂｣が登場するのは姓氏家系大辞典に安芸国高宮郡の名族とあり、天和(1681年～1684年)に広島の可部南原に居ると出ています。｢藝藩通史｣にも載っているようです。｢木坂｣に済んでいた一族が地名の｢木坂｣を名乗ったのでは？と素人の推測をしています。

木坂さんの由来をこちらで募集中です!!

木坂さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘木’の由来

種類：	象形文字
意味：	き。
由来：	立ち木の形を描いたもの。上に葉や花をかぶった木。

‘坂’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	さか。
由来：	反はそりかえって弓型に傾斜する意を含む。坂は「土＋音符反（そりかえる、傾斜する）」。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「木坂」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

青森県

つがる市木造筒木坂(きづくりどうきざか)[つがる市]

宮城県

大崎市三本木坂本(さんぼんぎさかもと)[大崎市]

伊具郡丸森町梅木坂(うめきざか)[伊具郡丸森町]

福島県

二本松市上葉木坂(かみはぎざか)[二本松市]

東京都

目黒区柿の木坂(かきのきざか)[目黒区]

和歌山県

山口県

福岡県

北九州市小倉南区吉田にれの木坂(よしだにれのきざか)[北九州市小倉南区]

長崎県

対馬市峰町木坂(みねまちきさか)[対馬市]

大分県

大分市花の木坂(はなのきざか)[大分市]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは木坂姓の方は全国に1500世帯ほどいるようで、日本で6564番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は広島県のようです。その後岡山県、大阪府にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い広島県と2番目の岡山県の差は倍以上あるため、もしかすると広島県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。木坂姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。