苗字植竹の由来

植竹姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"植竹"を冠する発祥の地、名字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字の由来、逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

古来、日本は「瑞穂の国」と云われるように、その歴史はいかに大量に美味い米を作農するかを目標とする国であった。また、その稲作を巡っての「治水の歴史の国」と云うこともできる。その治水に係る「地域」対「地域」の紛争が絶えず、その解決策に政治力（例えば村長・・むらおさ・・どうしの話し合い等）を使った治水管理が必要になった。その方法の一つとして、主水（小川や池・・等）箇所に「分水機構」を設け（例えば小川の中に水を堰き止める放射状の「つい立」などを設け）その材料として腐りにくく丈夫で加工のしやすい「竹」が用いられ、そのため、その近郊に多くの「竹藪」が育てられた（竹が植えられた）。このことから遠く室町時代に「植竹郷」の地名が起こり、正式な町村名ではない「字名」の「植竹」が後世まで伝わって（残って）いるのでしょう。　また埼玉市（さいたま市を含む周辺地域）は概ね平野であり田畑に向いている？・・から分水による治水対策は最重要件であったと考えられます。　話はそれるが全国的に見ても名字の「植竹さん」は埼玉がダントツ一番多い（ネットでの「植竹さん」の都道府県内人数約2600人）し、また「植竹郷」の起こりは、ここに住んでいた「植竹さん」の名字から・・ではなく竹を植えて管理していた役割の人から「植竹さん」の名字が派生したのだ・・と考える方が自然です。

植竹さんの由来をこちらで募集中です!!

植竹さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘植’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	うえる。草木をうえる。たてる。真っ直ぐにたてる。
由来：	直の原字は「―印（まっすぐ）＋目」からなる会意文字で、目をまっすぐに向けること。植は「木＋音符直」で、木をまっすぐにたてること。直

‘竹’の由来

種類：	象形文字
意味：	たけ。
由来：	たけの枝二本を描いたもの。周囲をかこむの意を含む。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「植竹」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

埼玉県

さいたま市北区植竹町(うえたけちょう)[さいたま市北区]

児玉郡神川町植竹(うえだけ)[児玉郡神川町]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは植竹姓の方は全国に8600世帯ほどいるようで、日本で1833番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は埼玉県のようです。その後東京都、栃木県にいらっしゃる方が多くなっているようです。都道府県別在住数1位の埼玉県には植竹町、植竹などの地名があるようです。

順位	都道府県	世帯数
	埼玉県	約2700
	東京都	約1700
	栃木県	約1200
	茨城県	約970
	千葉県	約630
	神奈川県	約480
	群馬県	約260
	愛知県	約110
	北海道	約110
	熊本県	約100