苗字比嘉の由来

比嘉姓に関する由来・ルーツのページです。"比嘉"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの姓のルーツや逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

沖縄で最も多い名字。当然沖縄がルーツ。
比嘉さんの、由来は、東から、来た人のことを、比嘉ですね。1320年始山原です。
確かに沖縄では東を「あがり」と言いますが、「ひがし」も同時に使われていました。大和との交易では東を「ひがし」と読むのが標準でした。
沖縄で最も多い名字である理由は、沖縄では太陽が上がる東の方角にニライカナイという神の国があると信じられており、東という方角が神聖なものでした。その神聖な言葉であるため沖縄各地で苗字として多用されたと思われます。
元々琉球で呼ばれていたふぃじゃ、の当て字で比嘉となりそこから呼び方も漢字に合わせて変わっただけなので東は関係ないと思います
話したら長くなるので要点だけ。東から比嘉はありえません。なぜなら沖縄では東はひがしでは無く、太陽が上がることから、あがりと言います。因みに西は太陽が入ることからイリといい、北はニシで、南はフェーです。
話したら長くなるので要点だけ。東から比嘉はありえません。なぜなら沖縄では東はひがしでは無く、太陽が上がることから、あがりと言います。因みに西は太陽が入ることからイリといい、北はニシで、南はフェーです。
比嘉はもともと東という意味の日向でした。九州にその名の地方がありますが、「ひむか」と読み、それが沖縄に伝わって「ひむか」が「ひが」となり、「比嘉」という文字があてられたそうです。名残として沖縄には「東恩納」とかいて「ひがおんな」さんという名字もあります。

比嘉さんの由来をこちらで募集中です!!

比嘉さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘比’の由来

種類：	会意文字
意味：	くらべる。ならぶ。ならべる。ころ。ころおい。
由来：	人が二人くっついてならんだことを示すもの。

‘嘉’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	「喜」の下部の「口」を「加」にした漢字。「楽器」を表す「壴」と農具の「スキ」を表す「加」を組み合わせて作られた漢字。スキをお祓いして清める「豊作の農耕儀礼」を表現している。よい。すばらしい。めでたい。よみする。ほめる。
由来：	加は、架（物を上に乗せる）の意を含む。嘉はそれを音符とし、台のついた器にうずたかく食物を盛ったかたちを加えた字で、ごちそうをたっぷりと上に盛るさま。善（膳ゼンの原字で、ごちそうのこと）がよいの意となったのと同様に、広く、けっこうである、めでたいの意に転じる。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「比嘉」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

沖縄県

うるま市勝連比嘉(かつれんひが)[うるま市]

宮古島市城辺比嘉(ぐすくべひが)[宮古島市]

中頭郡北中城村比嘉(ひが)[中頭郡北中城村]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは比嘉姓の方は全国に57200世帯ほどいるようで、日本で357番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は沖縄県のようです。その後大阪府、神奈川県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い沖縄県と2番目の大阪府の差は倍以上あるため、もしかすると沖縄県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。都道府県別在住数1位の沖縄県には勝連比嘉、城辺比嘉、比嘉などの地名があるようです。

順位	都道府県	世帯数
	沖縄県	約50800
	大阪府	約1600
	神奈川県	約1200
	東京都	約960
	兵庫県	約650
	千葉県	約420
	埼玉県	約370
	愛知県	約360
	福岡県	約310
	静岡県	約80