苗字洞の由来

洞姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"洞"を冠する発祥の地、苗字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの苗字のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

南北朝の初期に親王さんに従って九州、東北、南朝本家に兄弟が分かれて就いたとの言い伝えがある。出自は伊勢神宮の宮司である荒木田氏とも言われている。
私は和歌山県出身の洞です。家に伝わる話です。南北朝の初期に男兄弟の3人が御醍醐天皇の子供（親王）さんに従って一人は現在の東北方面に向かい、一人は別の親王さんに従って九州に向かい、もう一人は吉野の南朝(南朝本部？）に従ったと言われています。　出身は南朝の「神主」であると、子供の頃に父親（明治生まれ）から聞いています。その後、社会人になってから長野県にて2年間の勤務経験あります。　その折、長野県内に多数の「洞姓」が住んでいる地域があると聞いた事があります。　１９８３～８５年位に長野県のローカル新聞に「洞姓の由来」が記事が出たそうです。その記事では、洞姓は、伊勢神宮の宮司である荒木田氏の別れであると書かれていたそうです。　家に伝わる「南朝」系の家系であるとの話と、父親から聞いていた先祖は「神主」の話と、成人してから学んだ史実、即ち、南朝（初代）の御醍醐天皇の親王さん達が北朝と戦う為の兵を求めて東北、九州に向かった史実が解った時は、親から聞いていた話と一致する部分があって嬉しい思いをしました。　ちなみに、九州にも多数の洞姓が固まって住んでいる地域があると聞いています。私の生まれた和歌山県の集落には南朝直系の親王さんの子孫と言われる家系が今もあります。祖母の出身（和田）は、その親王さん御付きの侍大将であって、親王さんの母親の「里」でもあったと伝わっています。　子供の頃に参加した行事の話です。近くの集落と合わせて付近の７つの集落は「７ヵ村」と呼ばれていまして、私が子供の頃には一年に一度、７ヵ村の代表者達が「ご馳走を用意して」、昔、ご先祖達が籠っていた山深い所（2時間以上かかる）にある「お屋敷」に近い山頂に設けている神社（おがみ様＝御上様（？）と呼んでいました）に集まっては「お参り行事と、その後、楽しく食事をしながら一日を過ごす」等をしていました。　当時は、近くには、「一の木戸、二の木戸、お花畑」とよばれている場所もあったそうです。現在では、この小さな神社は、集落から程近い所に移されているそうです。

洞さんの由来をこちらで募集中です!!

洞さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘洞’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	ほら。ほらあな。
由来：	同は、版築を築くときに使う長方形の板に、穴をあけたことを示すために口を加えた会意文字。洞は「水＋音符同」で、水が突き抜けるように速く流れること。また、水がつきぬけるほら穴。

地名から由来を探る

地名を起源とする名字は多くあります。「洞」を含む地名は全国に多数存在するため一部のみ表示しています。

北海道

有珠郡壮瞥町洞爺湖温泉(とうやこおんせん)[有珠郡壮瞥町]

有珠郡壮瞥町仲洞爺(なかとうや)[有珠郡壮瞥町]

虻田郡洞爺湖町(あぶたぐんとうやこちょう)

虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉(とうやこおんせん)[虻田郡洞爺湖町]

虻田郡洞爺湖町洞爺町(とうやまち)[虻田郡洞爺湖町]

中川郡豊頃町湧洞(ゆうどう)[中川郡豊頃町]

青森県

十和田市洞内(ほらない)[十和田市]

岩手県

滝沢市鵜飼狐洞(うかいきつねほら)[滝沢市]

滝沢市鵜飼洞畑(うかいどうはた)[滝沢市]

宮城県

気仙沼市本吉町洞沢(もとよしちょうほらさわ)[気仙沼市]

福島県

いわき市渡辺町洞(わたなべまちぼら)[いわき市]

茨城県

つくば市洞下(ほらげ)[つくば市]

ひたちなか市洞下町(どうしたちょう)[ひたちなか市]

栃木県

日光市足尾町通洞(あしおまちつうどう)[日光市]

新潟県

長野県

岐阜県

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは洞姓の方は全国に1500世帯ほどいるようで、日本で6537番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は福岡県のようです。その後和歌山県、大阪府にいらっしゃる方が多くなっているようです。洞姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。