苗字西條の由来

西條姓に関する由来・ルーツのページです。"西條"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字の由来、逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

徳島の西條です。光源寺というお寺があるのですが、その寺が出来た(作った？)際に本土の方から西條の7人家族が移り住んだという話です。元は武家だったとか？そのお寺に西條家の古い家系図があると聞いた事があります。そのお寺周辺地域では西條さんが多いのですが、お寺からの大元の西條さんの子孫と、苗字を買った(？)か勝手に名乗った(？)西條さんの2パターンあるという事です。
鎌倉時代末期、功績があり北信濃の長野近くの西條の地頭職となった市川倫房が、以降土地名をとり西條(ニシジョウ)倫房を名乗った。土地の名前がニシジョウ(サイジョウではなく)だからです。戦国時代末期、この西條家は、豊臣秀吉の命で上杉景勝の傘下に入り2100石で会津に移ります。以降は徳川家康の関ヶ原の処分の一連で上杉景勝は120万石から30万石に減封の上米沢に移封され、西條も上杉の上級家臣の侍組として米沢に移り幕末を迎えます。従って当時の戸籍は士族です。 GoogleMapの「西條天満神社」で検索すると写真等見れます。

西條さんの由来をこちらで募集中です!!

西條さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘西’の由来

種類：	象形文字
意味：	にし。
由来：	ざる・かごを描いたもので、栖セイ（ざる状の鳥の巣）にその原義が残る。ざるに水を入れるとさらさらと流れ去って、ざるが後に残ることから、日の光や昼間の陽気が、ざるの目からぬけるように流れ去る方向、つまり「にし」を意味することとなった。

‘條’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：
由来：	攸ユウとは、人のせなかに細くながく水をかけるさまを示す会意文字。滌の原字。條は「木＋音符攸」で、ほそながいえだ。攸

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「西條」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

長野県

下伊那郡阿南町西條(にしじょう)[下伊那郡阿南町]

愛知県

愛西市西條町(にしじょうちょう)[愛西市]

海部郡大治町西條(にしじょう)[海部郡大治町]

三重県

鈴鹿市西條町(にしじょうちょう)[鈴鹿市]

徳島県

吉野川市美郷西條(みさとにしじょう)[吉野川市]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは西條姓の方は全国に7600世帯ほどいるようで、日本で2025番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は宮城県のようです。その後徳島県、神奈川県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い宮城県と2番目の徳島県の差は倍以上あるため、もしかすると宮城県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。都道府県別在住数が2番目に多い徳島県には美郷西條などの地名があるようです。

順位	都道府県	世帯数
	宮城県	約2200
	徳島県	約890
	神奈川県	約560
	北海道	約510
	埼玉県	約390
	大阪府	約360
	新潟県	約310
	東京都	約270
	兵庫県	約260
	福島県	約230