苗字高取の由来

高取姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"高取"を冠する発祥の地、名字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

①菅原道真公五代子孫が平安時代末に京都から美作国に国司として赴任。平安末から鎌倉時代になり、美作に土着。在地の地名を採って菅原→七家に分裂し本家長男は、有元を名乗り、六男が鷹取を名乗る。太平記に「美作菅家党、鷹取種佐四条猪熊にて討死」とあり大正天皇より、従五位下の贈位あり。② 室町時代には播磨守護赤松氏と縁組み、備前伊部の地頭。(備前長法寺に安堵状あり) ③ 応仁の乱以降、備前守護代浦上氏と縁組み。鷹取を高取と併用使用。鷹の文字が多角である事、高を取る事が愛でたい事、鷹のくずしと高のくずしが同形である事、から簡易であるため併用を始めた。時代を経て、一族の長者は在地を出て転居して(出世と共に転勤するが万が一の為に古地に一族を残した。この者たちは鷹取のまま)そして、この時代に知行三千石。 ④ 宇喜多時代には宇喜多直家に養女を嫁し嫡男秀家が出生初代高取備中守、外祖父となる。 ⑤ 宇喜多関ヶ原にて敗軍瓦解時、二代高取備中(備中守を襲名)、の弟が秀家に従属して薩摩に逃亡、頴娃町に子孫残置。二代高取備中守は関ヶ原戦死。他の弟が福岡黒田領に亡命、福岡市内に地名が残る。関ヶ原以前(浦上家臣時代)に黒田官兵衛の父・兄が高取備中守の与力として従属。(黒田屋敷が高取備中の屋敷跡付近に残存墓石有り)弟の官兵衛が豊臣秀吉と宇喜多との橋渡しして、備中大返しが成功した。(秀吉から高取備中宛の備前焼茶碗の礼状有り。) 現在、鹿児島・佐賀・福岡・広島等にある高取姓は美作、備前由来と推定される。
佐賀藩家老の末裔

高取さんの由来をこちらで募集中です!!

高取さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘高’の由来

種類：	象形文字
意味：	たかい。たかまる。たかめる。たかさ。
由来：	台地にたてたたかい建物を描いたもの。また槁コウ（かわいたかれ木）に通じて、かわいた意をも含む。

‘取’の由来

種類：	会意文字
意味：	とる。
由来：	「耳＋又（て）」で、捕虜や敵の耳を戦功のしるしとして、しっかり手に持つことを示す。手の筋肉を引き締めて物を離さない意を含む。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「高取」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

岩手県

九戸郡洋野町種市第１５地割～第２１地割(たねいちだい15ちわり-だい21ちわり)[九戸郡洋野町]

兵庫県

神戸市長田区高取山町(たかとりさんちょう)[神戸市長田区]

奈良県

高市郡高取町(たかいちぐんたかとりちょう)

高市郡高取町高取(たかとり)[高市郡高取町]

広島県

広島市安佐南区高取北(たかとりきた)[広島市安佐南区]

広島市安佐南区高取南(たかとりみなみ)[広島市安佐南区]

広島市安佐南区高取南町(たかとりみなみまち)[広島市安佐南区]

福岡県

福岡市早良区高取(たかとり)[福岡市早良区]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは高取姓の方は全国に5000世帯ほどいるようで、日本で2802番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は東京都のようです。その後岡山県、福岡県にいらっしゃる方が多くなっているようです。高取姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。

順位	都道府県	世帯数
	東京都	約940
	岡山県	約700
	福岡県	約530
	愛知県	約460
	佐賀県	約420
	大阪府	約240
	神奈川県	約210
	埼玉県	約210
	兵庫県	約170
	京都府	約130