苗字伊早坂の由来

伊早坂姓に関する由来・ルーツのページです。"伊早坂"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字の由来、逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

伊早坂(いはやさか)と申します。我が家の苗字についてですが、たまたま貴殿のHPを拝見しましたところ、「明治の政令に改名されたもの」だとか、「合略」だとか、記載がありますが、どんな根拠をもってこのような説明になっているのでしょうか。明治19年式戸籍謄本を所持していますが、その中に書かれている我が家「伊早坂」の苗字で最も古いものは、文化4年の記載があり、その後も、天保3年、嘉永元年、嘉永5年、慶応元年の記載、「伊早坂○○」となっています。大正15年、貫前神社が鎮座する蓬ケ丘南斜面の地滑りにより、祖父の生家、土蔵および所有していた坂町武士団の武家屋敷等はすべて流失し、我が家の歴史は消えてなくなりました。子供の頃、祖父や叔母から聞き及んだ話によると、大同元年『新鈔格勅符抄』の神封部にある「上野抜鉾神二戸」の記述の内、一戸が我が家とのこと、維新までは抜鉾神社の祢宜を務めながら、神域の警護武士として暮らしていたと云うことです。流失した土砂の中からかろうじて刀、甲冑を見つけたのことで、昭和40年代に屋根裏で見つけた木箱の中には真っ赤に錆びた刀とボロボロに腐った甲冑が入っていました。裏庭には、三基の屋敷神様が祀ってあり、表には、抜鉾大明神、六宮大明神と刻まれた3mほどの石祠を建立し祀っていました。

伊早坂さんの由来をこちらで募集中です!!

伊早坂さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘伊’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	伊豆の伊。「尹」は「丨」と「又」を組み合わせた漢字で「右手で杖を持っている」様子を表現している。これに人を表す「亻（にんべん）」を合わせて「杖を使って神様を呼び寄せる聖職者」を指すように。転じて「人を導く」意味もある。これ。この。かれ。かの。イタリア（伊太利）のこと。
由来：	尹インは、手で｜印を持ったさまをあらわす会意文字で、天地の間を調和するさまを示す。伊は「人＋音符尹イン」で、万事を調和する人物を示す。

‘早’の由来

種類：	象形文字
意味：	（時間、時期などが）はやい。
由来：	くぬぎや、はんの木の実を描いたもの。その外皮は黒い染料に用いる。黒い意より転じて、朝の暗いときをさす。

‘坂’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	さか。
由来：	反はそりかえって弓型に傾斜する意を含む。坂は「土＋音符反（そりかえる、傾斜する）」。

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは伊早坂姓の方は全国に330世帯ほどいるようで、日本で16575番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は群馬県のようです。その後埼玉県、東京都にいらっしゃる方が多くなっているようです。伊早坂姓の方は３位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。

順位	都道府県	世帯数
	群馬県	約100
	埼玉県	約60
	東京都	約50
	茨城県	約50
	北海道	約50
	長野県	約20
	奈良県	0～10前後
	大阪府	0～10前後
	滋賀県	0～10前後
	愛知県	0～10前後