苗字利の由来

利姓に関する由来・ルーツのページです。"利"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた名字の由来、逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

私の実家は、利『とぎ』です。石川県金沢市の出身です。江戸時代以前は、武士だったと聞いていますが、確かめたことはありません。それ以降は、商売をしていて、屋号が、とぎや、だったのでそこから着いたのではとも、言われています。いずれにしろ、金沢城の近く、兼六園から歩いて5分のところに、明治以前から住んでいたのでそこいらに由来があると思いますが、私が生まれる前に、引っ越してしまったので、正確なところは分かっていません。

利さんの由来をこちらで募集中です!!

利さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘利’の由来

種類：	会意文字
意味：	勝利の利。「禾」は穀物、ツクリの「刂（りっとう）」は刃物を表し、2つを組み合わせて「穀物を刈り取る様子」を表す。きく。効果がある。よい。よろしい。とし。するどい。
由来：	「禾（いね）＋刀」。稲束を鋭い刃物でさっと切ることを示す。一説に畑をすいて水はけや通風をよくすることをあらわし、刀はここではすきを示す。すらりと通り、支障がない意を含む。転じて、刃がすらりと通る（よく切れる）、事が都合よく運ぶ意となる。

地名から由来を探る

地名を起源とする名字は多くあります。「利」を含む地名は全国に多数存在するため一部のみ表示しています。

北海道

室蘭市知利別町(ちりべつちょう)[室蘭市]

士別市朝日町茂志利(あさひちょうもしり)[士別市]

瀬棚郡今金町美利河(ぴりか)[瀬棚郡今金町]

利尻郡利尻町(りしりぐんりしりちょう)

利尻郡利尻富士町(りしりぐんりしりふじちょう)

紋別郡遠軽町丸瀬布上武利(まるせっぷかみむりい)[紋別郡遠軽町]

紋別郡遠軽町丸瀬布武利(まるせっぷむりい)[紋別郡遠軽町]

中川郡池田町利別西町(としべつにしまち)[中川郡池田町]

中川郡池田町利別東町(としべつひがしまち)[中川郡池田町]

中川郡池田町利別南町(としべつみなみまち)[中川郡池田町]

宮城県

秋田県

茨城県

栃木県

群馬県

東京都

高知県

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは利姓の方は全国に330世帯ほどいるようで、日本で16844番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は神奈川県のようです。その後東京都、兵庫県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い神奈川県と2番目の東京都の差は倍以上あるため、もしかすると神奈川県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。都道府県別在住数が2番目に多い東京都には利島村などの地名があるようです。

順位	都道府県	世帯数
	神奈川県	約130
	東京都	約60
	兵庫県	約50
	千葉県	約50
	鹿児島県	約20
	秋田県	約20
	静岡県	0～10前後
	新潟県	0～10前後
	山梨県	0～10前後
	岡山県	0～10前後