‘懸’ 由来と起源

読み方

音読み：けんけ

訓読み：かけるかかる

とお、はる

かける。心にかける。かかる。ぶら下がる。

県は、首という字の逆形で、首を切って宙づりにぶらさげたさま。縣ケンは「県＋糸（ひも）」の会意文字で、ぶらさげる意を含み、中央政府にぶらさがるひもつきの地方区のこと。懸は「心＋音符縣」で、心が宙づりになって決まらず気がかりなこと。また縣（宙づり）の原義をあらわすことも多い。

会意兼形声文字

“懸”は会意兼形声文字という種類の文字です。会意兼形声文字とは、二字以上の漢字の字形・意味を合わせて作られた会意文字と、音を表す字と意味を表す字を合わせて形声文字の特徴を併せ持つもの。

20画

“懸”の画数は20画で同じ画数の文字には、
騷、鐘、孃、耀、議、巌、嚴、騰、纂、懸等があります。

心：こころ,りっしんべん,したごころ

“懸”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“懸”の字がつく苗字には懸本、懸尾、懸上、八懸、小懸、懸田、尻懸、懸林、越懸沢、石懸等があります。

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