田畑 姓

【皆さんからいただいたコメント】

• 鹿児島の「田畑氏」は一般に鹿児島・薩摩藩士とされていますが、元々のルーツは奄美にあります。 薩摩藩が1609年に琉球王国を服属させ、1611年に奄美群島を直轄領とした後、最初に苗字を与えられたのが田畑氏〈1726年に代々外城衆中格、後の郷士格。元々の姓は笠利氏〉で、琉球王と源為朝の末裔を代々伝えていました。 その後時代がくだって、藩命により「龍氏」に改姓〈島津重豪の時代。本拠地の龍郷より一字流用〉。 西郷隆盛の島妻で有名な愛加那〈あいがな〉は龍佐恵志〈田畑氏〉の娘です。 ・・・・・ 結果として、改姓前に島津本領に移住した家〔人質を出すこともあった〕がそのまま「田畑」、明治になって復姓した奄美の本家筋等が「田畑」となります。 ちなみに、琉球王朝の正史では舜天を前述の源為朝の子としており、足利一門の足利貞世がまとめた『難太平記』では、将軍家に直結する足利第2代の義兼を為朝の子としています。 すなわち、鹿児島の「田畑氏」は琉球王に加えて、足利将軍家と祖を同じくする可能性があります。 また『田畑家家譜』によると〔舜天は庶子で〕田畑家の祖が為朝の嫡子とされているので、田畑家の祖は源頼朝と従兄弟ということにもなります。
• 由来について、テキストをブラッシュアップしました。変なところがあったので。。。 （以下） 鹿児島の「田畑氏」は薩摩藩士とされていますが、元々のルーツは奄美にあります。 薩摩藩が1609年に琉球王国を服属させ、1611年に奄美群島を直轄領とした後、最初に苗字を与えられたのが田畑氏〈1726年に代々外城衆中格、後の郷士格〉で、かつては笠利氏を名乗り、琉球王と源為朝の末裔とも伝えられています（その後、藩命により「龍氏」に改姓）。 西郷隆盛の島妻で有名な愛加那〈あいかな〉は龍家・田畑家の一族の娘です。 その後、明治になって「田畑」に復姓しますが、古くから本領に移住した一族も。 ちなみに、琉球王朝の正史では舜天を源為朝の子としており、足利一門の足利貞世がまとめた『難太平記』では、将軍家に直結する足利第2代の義兼は為朝の実子としています。 『校正鹿児島外史』等によると、為朝の嫡子・為頼が田畑氏の祖とされています。
• 為朝は自ら鎮西総追捕使を名乗り、九州各地で暴れまわります。 原田氏や菊池氏といった在地の豪族たちと合戦をしたり、城攻めをしたりしました。 結果、3年の間で九州を平定したといわれています。 この頃、鎮西八郎と名乗ったと考えられています。
• 源為朝→舜天王→笠利→田畑→龍→田畑の家系について、源為朝→舜天王の家系は、史実ではなく伝承であるとの見解が一般的ですが、田畑家の家系図を見ると、初代笠利為春、から、為充、為明、為吉、為傳、為有、為季、為成、為政、為寿、為辰、為弘、為長、為宗、為政、為勝、為善、為禎、為健、為正と、本家では21代に亘り名前の頭に「為」が付きます。又、二男家においても、二男家始祖の為治から、為輝、為與、為喜、為則、為完15代と続き、三男家でも、為遠、為真、為喜、為起、為秀、為正、為太、為一、為ニ、為渇、為環、為安、為智、為仁、為栄と続き、田畑家の男子名は、近年まで、代々頭に「為」が付きます。 これは、為朝→舜天王→笠利→田畑の流れが、伝承ではなく史実であるとの証左ではないでしょうか❓
• 藤原鎌足の子孫に気に入ってもらった子孫が田畑。源氏と平氏の戦いの後、平氏内から鹿児島県甑島に 逃げてきて農民のふりをするのに 田畑と名乗ったそうだ。