苗字丁野の由来

丁野姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"丁野"を冠する発祥の地、名字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

滋賀県の湖北地域は、古来より大陸文化の通り道で、織物技術や塗り、木地、水銀などとともに、奈良文化に繋がる十一面観音がたくさんある文化財の宝庫です。わが家のルーツではないかと思っている長浜市小谷丁野村にある岡本神社は、三条公綱公がこの地に配流された際に建立されたと伝えられています。観音堂には全国でも珍しい六臂の十一面観音坐像があり、平安後期の作と言われます。岡本神社は旧称を山王宮、山王権現、山王大権現などと称していたそうで、岡本神社と改称したのは明治になってからだそうです。丁野は浅井氏の発祥の地でもあります。周囲には浅井長政の支城、丁野山城もありますが、ここには福井県白山平泉寺の玉泉坊が兵600で守備していたとか。大好きな白山平泉寺とも繋がっておりました。
西宮市在住の丁野と申します。出身は和歌山県那智勝浦町です。ひいおじいちゃんの代に高知県から渡って来て、那智勝浦町に住み、那智勝浦町で初めて鮪漁船団を作って活躍したと聞いています。マグロ漁港の礎を築いたと聞いています。

丁野さんの由来をこちらで募集中です!!

丁野さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘丁’の由来

種類：	象形文字
意味：	ひのと。十干の第四番目。成年の男子。賽の目の偶数。書物の一葉。
由来：	甲骨・金文は特定の点、またはその一点に打ちこむくぎの頭を描いたもの。篆文テンブンはＴ型に書き、平面上の一点に直角にくぎをあてたさま。丁は釘テイ（くぎ）の原字。

‘野’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	の。のはら。ありのまま。自然の。いやしい。
由来：	予ヨは、□印の物を横に引きずらしたさまを示し、のびる意を含む。野は「里＋音符予」で、横にのびた広い田畑、のはらのこと。古字の埜ヤは「林＋土」の会意文字。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「丁野」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

滋賀県

長浜市小谷丁野町(おだにようのちょう)[長浜市]

東浅井郡湖北町丁野(ようの)[東浅井郡湖北町]

京都府

京都市山科区竹鼻四丁野町(たけはなしちょうのちょう)[京都市山科区]

京都市山科区御陵四丁野町(みささぎしちょうのちょう)[京都市山科区]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは丁野姓の方は全国に550世帯ほどいるようで、日本で12236番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は高知県のようです。その後大阪府、神奈川県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い高知県と2番目の大阪府の差は倍以上あるため、もしかすると高知県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。丁野姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。

順位	都道府県	世帯数
	高知県	約260
	大阪府	約80
	神奈川県	約80
	兵庫県	約70
	愛媛県	約30
	埼玉県	0～10前後
	鹿児島県	0～10前後
	和歌山県	0～10前後
	滋賀県	0～10前後
	愛知県	0～10前後