苗字仲野の由来

仲野姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"仲野"を冠する発祥の地、名字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字の由来、逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

愛知県名古屋市から、今年2月に、三重県四日市市に引っ越してきた「仲野光洋」と申します。７０歳・海運業です。両親の出身は、三重県志摩市安乗（的矢湾の入り口）です。戦前に、両親が、安乗から、四日市と名古屋市に出てきて、海運業を始めました。先祖は、平家の落人であることは昔から言われております。もっと以前は、淡路島南西部（ここにも仲野姓がある）でしたが、頼朝の平家への弾圧が残酷なので、紀伊熊野を北上して、三重県沿岸部安乗に逃げ込みました。仲野の「仲」は、桓武天皇の皇子に、「仲野親王」という貴族がおり、日本三大実録という書物にその名が出てきております。映画撮影で有名な、京都の太秦（うずまさ）に、仲野親王の墓（古墳）があります。仲野親王の妻は、渡来人で、藤原の班子といいます。仲野は、元来、京都北部の姓ではないかと思います。京都市内や舞鶴市にも、仲野姓があります。その後、12世紀になって、桓武天皇の子孫が栄えて、平清盛らが、姻戚になっていくのですが、仲野という姓は、平氏です。なぜ「仲」という「にんべん」がついているのか。源氏の武将の中には、この「仲」が名前の一部になっている者が多いです。三重県志摩市（志摩地方ではここだけ）、亀山市、広島県、北海道（明治時代に役人として北海道へ移住した人々の子孫・広島県は昔安芸の国で、江戸末期は長州だから、明治政府の役人にたなった者の中に仲野がいた）、淡路島南西部に、仲野姓があり、仲野という地名もあります。沖縄へいくと、なぜか、仲宗根・仲間、といったよに「仲」がついているのが不思議です。平家の落ち武者が、海路で、琉球へ逃れていったのかもしないと想像しています。もっと、詳しく申し上げたいですが、これくらいにいたします。

仲野さんの由来をこちらで募集中です!!

仲野さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘仲’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	なか。まんなか。人との間柄。
由来：	「人＋音符中（まん中）」。

‘野’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	の。のはら。ありのまま。自然の。いやしい。
由来：	予ヨは、□印の物を横に引きずらしたさまを示し、のびる意を含む。野は「里＋音符予」で、横にのびた広い田畑、のはらのこと。古字の埜ヤは「林＋土」の会意文字。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「仲野」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

神奈川県

川崎市幸区小向仲野町(こむかいなかのちょう)[川崎市幸区]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは仲野姓の方は全国に17500世帯ほどいるようで、日本で1036番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は大阪府のようです。その後福岡県、兵庫県にいらっしゃる方が多くなっているようです。仲野姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。

順位	都道府県	世帯数
	大阪府	約2500
	福岡県	約1500
	兵庫県	約1500
	東京都	約1300
	神奈川県	約1200
	千葉県	約930
	埼玉県	約930
	北海道	約890
	茨城県	約630
	三重県	約610