苗字稲飯の由来

稲飯姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"稲飯"を冠する発祥の地、苗字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた苗字のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

平安時代に編纂された日本最古の人名録で【新良貴】氏の祖として【稲飯命】（新撰姓氏録・上本参照）
稲飯命の子孫
神山三ツ木の本家で遡れるのは江戸時代初頭の神職「滿古太夫」で最後の神職は10代以上後の「掃部太夫＝稲飯瀬織」（名西郡下分上山村史・附禄家譜−大正2年発刊）
明治政府内務省に消された「稲飯神社」＝平安時代に国家神社として認定された延喜式神名帳に記された阿波五十座の内､那賀郡木沢にある一座が「稲飯神社」であったが明治二七年に内務省にて「宇奈為神社」に改名され祭神も「稲飯命」から変更されました。（皇學館大学式内社調査報告書参照）
稲飯の名が初めて確認されたのは720年に編纂された日本最古の正史とも言われる【日本書紀】で神武天皇の兄【稲飯命】（日本書紀・神代上2巻記載）
徳島県神山町三ツ木の本家は二十代続いており江戸時代は千葉神社の神職で苗字帯刀を許されており現存する裃には家紋の丸に九枚笹の紋。江戸時代の書物には粟飯原家及び中島家からの養子有り。室町時代には千葉県香取との縁の可能性有り・・・稲飯家最期の神職は明治初頭の稲飯瀬織で神社統合で神職を辞した後は議員に転身。
確実に確認されているのは江戸時代から明治初頭迄は徳島県神山町にある千葉神社の神職の家系。千葉神社とは室町時代に千葉県香取市から阿波に入った粟飯原家の祖を祭った神社。

稲飯さんの由来をこちらで募集中です!!

稲飯さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘稲’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	いね。
由来：	稻の右側の字（音ヨウ・トウ）はうすの中でこねること。稻はそれを音符とし、禾（いね）を加えた字。

‘飯’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	めし。いい。食事。くらう。食べる。
由来：	「食＋音符反（ばらばらになる→ふやける、ふくれる）」で、粒がふやけてばらばらに煮えた玄米のめし。

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは稲飯姓の方は全国に130世帯ほどいるようで、日本で28885番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は千葉県のようです。その後徳島県、富山県にいらっしゃる方が多くなっているようです。稲飯姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。