苗字 古川の由来
古川姓に関する由来・ルーツのページです。"古川"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた姓のルーツや逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。
名字の由来と起源
【皆さんからいただいたコメント】
- 会津藩に沢山いました。
古川家の墓が、白虎隊慰霊碑の近くのお寺にあって、元々会津の下級武士で、刀と槍の師範だったらしいです。
詳しい事はお寺の住職さんと地元の自民党の議員が知ってると思います。
下級武士で戊辰戦争後に土地と家財没収された挙句、北海道やら青森やら各地で屯田兵やらされて、日中戦争など戦争に先頭で戦わされたそうです。
爺さんは明治40年生まれだったから、そこまで聞いてたんでしょう。
多くの兄弟、親戚が戦争で亡くなり、多くの親戚は仙台に移り住み、今は会津か仙台で住んでいるそうです。
- 当家の場合は福岡県北九州市八幡西区香月あたりの古川弾正左衛門則茂(1100年頃)が先祖だと思われます
- 父親から五島列島のある島が古川が多く住む集落があると昔聞かされましたが、父親はすでに他界しており、ホントかどうかは不明です。
- 私の古川家は、元は織田家足軽大将だと伝わっています。
家紋は、斯波氏の物、足利二つ引です。
兵庫県丹波市
- 古い川(old river)が由来の人もいると思います。家が氾濫原の上でで川の流路がちょくちょく変わっていた場合に(土地区画整理事業や堤防工事前ですが),「昔から家の周りに川が流れていたんだが,洪水の時に流れが変わってしまい違うところを流れている」という理由で名付けられた場合もあります(実家や近所がそうでした)。お寺さんが明治維新のころ檀家さんの名字を決めるのがめんどくさかったというのもありますが,平野部の元自作農や小作農で,明治維新前後に洪水で川の流れが変わった家にはこの名字が多いと思います。
- 岐阜県に古川城(平山城)があったそうな、豊臣秀吉になる前の羽柴秀吉の頃、城主は古川氏、牛丸氏、塩屋氏、金森可重、でした。
- 古川姓の私の父、祖父も五島列島(崎戸)出身です。この辺りに多い姓かどうかはわかりませんが、
ルーツに持つ古川さんは結構いるのではないかと推測しています。
- 和歌山県有田市宮崎町矢櫃に古川性を名乗る人が多く在住します。源平合戦の平家の落ち武者が流れ着いた場所と言われています。
- 伊豆半島の南に古川苗字が多い地域があります。家紋が武田信玄の由来するもので、家来であったとされています。山梨から逃げてきたとも伝えられています。
- 会津藩士(福島県)に多く見られた姓です。戊辰戦争で敗れ高田藩(新潟県)などで謹慎となりました。その後謹慎を解かれ斗南藩(青森県東部)として成立。藩再興を目指し会津藩士は集まりました(会津藩士と行動を共にした新選組の斎藤一も高田謹慎から斗南ルート)。高田に残った人もいた模様。そのため福島や青森、新潟などに多く見られます。
文字の意味から由来を探る
古の由来
種類: | 象形文字 |
意味: | ふるい。 いにしえ。むかし。 |
由来: | 口印は頭、その上は冠か髪飾りで、まつってある祖先の頭蓋骨ズガイコツを描いたもの。克(重い頭をささえる)の字の上部と同じ。ひからびてかたい昔のものを意味する。 |
川の由来
種類: | 象形文字 |
意味: | かわ。水の流れる地形。 |
由来: | 〈印は地の間を縫って流れる川の象形。川は、三筋の〈印で川の流れを描いたもの。貫(つらぬく)と同系であろう。穿セン(つらぬく、うがつ)と最も近い。 |
地名から由来を探る
地名を起源とする名字は多くあります。「古川」を含む地名は全国に多数存在するため一部のみ表示しています。
※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし
記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。
住んでいる地域から由来を探る
本サイトのデータでは古川姓の方は全国に177500世帯ほどいるようで、日本で102番目に多い名字のようです。 最も多く住んでいらっしゃる都道府県は東京都のようです。その後大阪府、千葉県にいらっしゃる方が多くなっているようです。古川姓の方は3位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。
順位 |
都道府県 |
世帯数 |
| 東京都 | 約16900 |
| 大阪府 | 約12900 |
| 千葉県 | 約11500 |
| 神奈川県 | 約10300 |
| 福岡県 | 約10000 |
| 愛知県 | 約9300 |
| 北海道 | 約7600 |
| 埼玉県 | 約7400 |
| 福島県 | 約7300 |
| 佐賀県 | 約6700 |
全国分布詳細はこちらからご覧いただけます
古川姓の成り立ち
古川姓の由来は地名と考えられます。地名由来の名字は名字成り立ちとして圧倒手に多いといわれています。例えば貴族や武士の場合、本拠地がある場所や住んでいる場所、または支配地域の地名からちなんだ名字を名乗ったり、出身地から名字を取ったりしました。他にも地形から因んでいる場合も考えられます。地形に由来する名字となる経緯は、多くの人が住む同じ地域の中で、その地名を名乗ることができるのは地域の有力者や支配者であり、それ以外の家は周りの地形から名字を名乗りました。
古川姓の出自
武家 | 公家 | 庶民 | アイヌ | 蝦夷 | 琉球 | 台湾 | 中国 | 朝鮮 | その他 |
〇 | | | 〇 | | | | | | |
出自の一説としては厳しい戦国時代を生き抜いた武家と思われます。アイヌを起源とした姓という説もあります。とはいえ出自にはいくつかのケースがあり確かなものはその家に伝わる伝承でしか確認することは難しいでしょう。
氏神の由来を探す
苗字にはその地域で称えられていたものに由来するケースもあります。ここでは"古川"の名がつく神社を紹介しています。
古川神社(ふるかわじんじゃ )
宮城県大崎市古川諏訪2丁目6−55
古川神社(ふるかわじんじゃ)
静岡県菊川市下内田1257番
古川神社(ふるかわじんじゃ )
宮城県大崎市古川字諏訪39番
古川神社(ふるかわじんじゃ)
長野県上田市古安曽字大窪398番
古川神社(ふるかわじんじゃ)
熊本県上益城郡御船町滝尾3605
みんなが知ってる古川さんはこんな人
由来や発祥とは関係ありませんが、本サイトの
古川姓のページで皆さんからいただいたご意見を集計した内容を表示しています。
本サイトのアンケートでは知力派の方が多いようです。またいい人の割合が多く古川姓の方は眉目秀麗な男女が多いようです。
「古川」さんについて教えてください!
苗字の由来
古川姓の読み方や、ローマ字表記、名字としての分析や運勢など、もっと詳しい情報を知りたい方はこちら。
どんな人か教えて!!
あなたがご存知の「古川」さんはどちらかというと頭を駆使する知力派、はたまた肉体勝負の体力派、それとも個性豊かな芸術派?
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こんな名前で呼ばれてます/呼んでます
自分はこんな呼称で呼ばれてます、または古川さんへ皆さんが親しみをもって呼ぶときの愛称やニックネームを教えてください。好意的なものであればあだ名でも構いません。
※ひらがなでお願いします。一回に複数の呼称を入れないようにお願いします。
こんな名前に間違えられました
よく間違えて呼ばれる、誤って覚えられてしまう、宛先でよく間違えられる名前があれば教えて是非ください。結果は近日このページまたは特設ページにて公開させていただきます。
読み間違えはひらがな、書き間違えは漢字でひとつずつお願いします。
≪読み間違え≫※ひらがなで一つずつお願いします
≪書き間違え≫※漢字で一つずつお願いします