‘紘’の由来や起源

音読み：こうぎょう

訓読み：おおずなひも

つな、ひろ、ひろし

「糸」にカタカナの「ナ」と「ム」を合わせた漢字。「厷」は「（弓を引くときに）右腕を曲げて、強く張った様子」を表現している。これに「糸」を組み合わせて、「紘」は「力いっぱい張っても切れない糸＝太い綱」の意味をもつように。冠のひも。おおづな。はて。広い。

右側は、（ひじをはった形）に手のかたちをそえた字で、肱コウ（ひじ）の原字。わくを広げて張る意を含む。紘はそれを音符とし、糸を加えた字で、中をあけて外に張りわたすひも。

会意兼形声文字

“紘”は会意兼形声文字という種類の文字です。会意兼形声文字とは、二字以上の漢字の字形・意味を合わせて作られた会意文字と、音を表す字と意味を表す字を合わせて形声文字の特徴を併せ持つもの。

10画

“紘”の画数は10画で同じ画数の文字には、
陣、挨、倉、涙、逐、唇、高、疾、員、特等があります。

糸：いとへん

アンケート

“紘”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“紘”の字がつく苗字には

“紘”の字がつく名前には紘徳、寛紘、紘季、紘八朗、紘世、紘信、一紘、紘和、征紘、秀紘等があります。