苗字八重尾の由来

八重尾姓に関する由来・ルーツのページです。"八重尾"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた姓の由来、逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

熊本県菊池氏庶流の戦国武将八重尾氏です。戦国時代では、鹿児島県の現曽於市辺りで戦国大名北原氏や大河平氏の筆頭家老として仕え、今城の合戦では伊東氏の兵5000に対し250の兵で主君への忠義を貫く武士の誇りの元に玉砕覚悟の上、城門を討って出陣、約5倍の兵力で攻めて来た伊東氏に一歩も怯む事なく大損害を負わせ苦戦したらしめ一族全員が討死すると言う、勇猛果敢で気高く誇り高い武勇を持つ戦国武将、八重尾氏です。武家としても勇猛果敢で義に厚く誇り高き一族であり、小名でありながらも、その誉れから島津義弘に謁見を請われ昵懇にされていた八重尾氏です。現在では、やえお、はえお、と読みを変えて八重尾氏末裔が繁栄しております。

八重尾さんの由来をこちらで募集中です!!

八重尾さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘八’の由来

種類：	指事文字
意味：	や。やつ。やっつ。
由来：	左右二つにわけたさまを示す。「説文解字」に「別なり」とある。証文や契約書では、改竄カイザンや誤解をさけるため、捌と書くことがある。

‘重’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	おもい。かさねる。かさなる。おもんじる。
由来：	東トウは、心棒がつきぬけた袋を描いた象形文字で、つきとおすの意を含む。重は「人が土の上にたったさま＋音符東」で、人体のおもみが↓型につきぬけて、地上の一点にかかることを示す。東

‘尾’の由来

種類：	会意文字
意味：	お。しっぽ。後ろ。すえ。終わり。
由来：	「尸（しり）＋毛」で、しりにはえた毛のこと。

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは八重尾姓の方は全国に950世帯ほどいるようで、日本で8661番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は宮崎県のようです。その後鹿児島県、愛知県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い宮崎県と2番目の鹿児島県の差は倍以上あるため、もしかすると宮崎県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。八重尾姓の方は３位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。

順位	都道府県	世帯数
	宮崎県	約440
	鹿児島県	約110
	愛知県	約100
	福岡県	約80
	大阪府	約60
	兵庫県	約50
	神奈川県	約50
	埼玉県	約40
	岡山県	0～10前後
	佐賀県	0～10前後