苗字御器の由来

御器姓に関する由来・ルーツのページです。"御器"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた姓の由来、逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

　新潟出身の御器です。父は佐渡出身で家紋が『横木瓜』です。　元々は神社に御供え物をする皿や、お坊さんの片手に持ってる茶碗を作る職人だったそうです。　先々代までは、佐渡に御器家の蔵があり、ドラマで使われたことがあるそうなのですが、三代前の家主が良い人過ぎて詐欺に会った為、高額な借金を抱えてしまい土地や持っていた物を全部売り払ってしまったそうです。　その後、漁師として定置網漁で生計を立てていた先々代は、当時としてはかなりの収入があったそうで、父も「子供の頃は、大人に混じって大人と同じ給料を貰っていた」と話していました。　しかし、嵐に会ってしまい網が流され数千万円の借金がまた襲い、祖父は東京へ仕事を探し、父は新潟で電気工事士の仕事をしていました。　もう、借金等は関係無いですが、父が仕事で亡くなった日に孫（自分）への最初に言った言葉は「遺産は無いのか?」だったのを覚えています。　しかし、そんな祖父もその後すぐに他界しました。　自分も歯絡みを抜け、東京に夢を見て引越しをしましたが、夢叶わず警備員で生活をしていますが、子供部屋のニート中年よりマシだと思っています。　いい歳の上、結婚も出来ないので新潟出身では自分が最後の御器になると思います。

御器さんの由来をこちらで募集中です!!

御器さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘御’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	馬をうまく操る。おさめる。尊敬や丁寧を表す語。
由来：	原字は「午（きね）＋卩（ひと）」の会意文字で、堅い物をきねでついて柔らかくするさま。御はそれに止（あし）と彳（いく）を加えた字で、馬を穏やかにならして行かせることを示す。つきならす意から、でこぼこや阻害する部分を調整して、うまくおさめる意となる。

‘器’の由来

種類：	会意文字
意味：	うつわ。いれもの。
由来：	「口四つ＋犬」で、さまざまな容器を示す。犬は種類の多いものの代表として加えた。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「御器」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

愛知県

名古屋市昭和区御器所(ごきそ)[名古屋市昭和区]

名古屋市昭和区御器所町(ごきそちょう)[名古屋市昭和区]

名古屋市昭和区御器所通(ごきそとおり)[名古屋市昭和区]

京都府

京都市下京区御器屋町(ごきやちょう)[京都市下京区]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは御器姓の方は全国に十数～100世帯ほどいるようで、日本で64189番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は富山県のようです。その後新潟県、北海道にいらっしゃる方が多くなっているようです。御器姓の方は３位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。