苗字大城の由来

大城姓に関する由来・ルーツのページです。"大城"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた姓の由来、逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

昔から沖縄から本土の九州鹿児島県へ船で沖縄の人々は渡って居たようです。城の付く名字は、沖縄の人々らしいです。沖縄は昔から外国と貿易があった島々だったようです。中国から沖縄へ渡って来た姫や己や鄭子孫も居たようです!
本土の大城姓のルーツは沖縄では無いと歴史学者の渡辺三男先生（故人）から教えて頂きました。源順が承平年間（930年代）に天皇の命により編纂した和妙類聚集にも大城に就いて記載があるとのこと。そして、大城から大木が分かれている由。特に佐賀県、愛知県に大城の地名多い。
琉球王府の時代、王子関係の者は大城の姓をあたえられたのではないでしょうか。鹿児島にも大城とかいてオオキと名乗っている方がおりました。

大城さんの由来をこちらで募集中です!!

大城さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘大’の由来

種類：	象形文字
意味：	「大きい（オオキイ）」。両手両足を伸ばす人の形で「ゆったりしている」様子を表現した。おおきい。多い。重要な。はなはだしい。おおいに。
由来：	人間が手足を広げて、大の字にたった姿を描いたもので、おおきく、たっぷりとゆとりがある意。達タツ（ゆとりがある）はその入声ニッショウ（つまり音）に当たる。

‘城’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	しろ。きずく。
由来：	成は「戈（ほこ）＋音符丁（うって固める）」の会意兼形声文字で、とんとんたたいて、固める意を含む。城は「土＋音符成」で、住民全体をまとめて防壁の中に入れるため、土を盛って固めた城のこと。「説文解字」には「城とは民を盛るもの」とある。成

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「大城」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

山梨県

南巨摩郡身延町大城(おおじろ)[南巨摩郡身延町]

京都府

京都市左京区山端大城田町(やまばなだいじょうでんちょう)[京都市左京区]

福岡県

久留米市北野町大城(きたのまちおおき)[久留米市]

大野城市大城(おおき)[大野城市]

鹿児島県

大島郡和泊町大城(おおじろ)[大島郡和泊町]

沖縄県

南城市大里大城(おおざとおおしろ)[南城市]

中頭郡北中城村大城(おおぐすく)[中頭郡北中城村]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは大城姓の方は全国に61800世帯ほどいるようで、日本で343番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は沖縄県のようです。その後静岡県、大阪府にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い沖縄県と2番目の静岡県の差は倍以上あるため、もしかすると沖縄県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。都道府県別在住数1位の沖縄県には大里大城、大城などの地名があるようです。

順位	都道府県	世帯数
	沖縄県	約46800
	静岡県	約2400
	大阪府	約2300
	東京都	約1800
	福岡県	約1600
	神奈川県	約1500
	兵庫県	約750
	愛知県	約700
	千葉県	約520
	埼玉県	約470

全国分布詳細はこちらからご覧いただけます

大城姓の成り立ち

地名	地形	職業	事物	拝領	合略	明治	派生	外来
〇			〇					〇

大城姓の由来は地名と考えられます。地名由来の名字は名字成り立ちとして圧倒手に多いといわれています。例えば貴族や武士の場合、本拠地がある場所や住んでいる場所、または支配地域の地名に因んだ名字を名乗ったり、出身地から名乗ったりしました。または帰化による外国名が由来の名字です由来。帰化した名字には、好きな名字を意味や音から新しく作るもの、元の名前の音に当て字をする人もいます。帰化後につける名字にはルールがあり常用漢字表に掲げる漢字、別表第二（人名用漢字）に掲げる漢字、片仮名又は平仮名（変体仮名を除く。）の３つの条件を満たすものとなっています。したがってローマ数字やアルファベット、算用数字や記号も使えません。