‘凌’ 由来と起源

読み方

音読み：りょう

訓読み：しのぐ

しのぐ

凌駕の凌。「にすい」が氷を表し、「夌（りょう）」は丘を表す。「丘を登るように凍っていく様子」の意味が生まれた。しのぐ。こす。おかす。

右側（音リョウ）は「陸（おか）の略体＋夂（あし）」の会意文字で、力をこめて丘の稜線リョウセンをこえること。力むの力と同系で、その語尾がのびた語。筋骨をすじばらせてがんばる意を含む。凌は、それを音符とし、冫（こおり）を加えた字。氷の筋目の意味。

会意兼形声文字

“凌”は会意兼形声文字という種類の文字です。会意兼形声文字とは、二字以上の漢字の字形・意味を合わせて作られた会意文字と、音を表す字と意味を表す字を合わせて形声文字の特徴を併せ持つもの。

10画

“凌”の画数は10画で同じ画数の文字には、
莉、租、夏、哲、紡、座、連、娘、恥、剖等があります。

冫：にすい

“凌”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“凌”の字がつく苗字には凌木、三凌、水凌、凌等があります。

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