‘磨’ 由来と起源

読み方

音読み：ま

訓読み：みがく

おさむ、きよ、みがく

「ミガク」、研磨の磨。「磨」は「麻」と「石」を組み合わせてできている。「麻」は手作業を、「石」はそのまま石を表して、組み合わせると「石を手ですり磨く」様子を表現する。みがく。とぐ。する。すり減る。

麻は「广（いえ）＋麻の繊維をはぎとるさま」からなり、家の中で麻の繊維をはぎとるさまを示す。そのさい、こすりあわせて、繊維を細かくわける。磨は「石＋音符麻（こする）」で、石をこすること。

会意兼形声文字

“磨”は会意兼形声文字という種類の文字です。会意兼形声文字とは、二字以上の漢字の字形・意味を合わせて作られた会意文字と、音を表す字と意味を表す字を合わせて形声文字の特徴を併せ持つもの。

16画

“磨”の画数は16画で同じ画数の文字には、
奮、燕、篤、險、磨、錘、蹄、獣、戰、激等があります。

石：いし

“磨”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“磨”の字がつく苗字には梅須磨、琢磨、越磨、磨知、須磨淵、宇磨谷、播磨田、大磨、三須磨、羽磨等があります。

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