鑢 みぎり (やすり みぎり) | 『刀語』 |
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七花と七実の母親。六枝が仕えていた戦国六大名の一つ、徹尾家ゆかりの女。何者かにより殺され、それが七花たちが不承島に流される原因となった。七花は当時まだ幼く、母の顔は覚えていない。
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鑢 一根 (やすり かずね) | 『刀語』 |
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虚刀流開祖。七花たちの遠い先祖。1人山奥で剣の修行をしていたが、剣術の才能が無かったため、無刀の剣術・虚刀流を興す。四季崎記紀と面識があった。鳳凰の身体を乗っ取ったという四季崎記紀曰く「歴史など興味ないただの剣術バカ」だったらしい。
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鑢 七実 (やすり ななみ) | 『刀語』 |
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七花の姉。特異体質のため極度に病弱で、死人のような印象の女性。極度の方向音痴。「人間一人に到底収まりきれぬ」と表現されるほどの驚異的な強さをもち、相手の技を一度観ただけで体得、二度見れば万全に自らのものとすることができるという「見稽古」という技がある。この能力により、教わっていないにも関わらず、父六枝と七花の稽古を見ることにより虚刀流の全ての技を身に着けている。
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鑢 七実 (やすり ななみ) | 『刀語』 |
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七花の姉。特異体質のため極度に病弱で、死人のような印象の女性。極度の方向音痴。「人間一人に到底収まりきれぬ」と表現されるほどの驚異的な強さをもち、相手の技を一度観ただけで体得、二度見れば万全に自らのものとすることができるという「見稽古」という技がある。この能力により、教わっていないにも関わらず、父六枝と七花の稽古を見ることにより虚刀流の全ての技を身に着けている。
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鑢 七花 (やすり しちか) | 『刀語』 |
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本作の主人公。虚刀流七代目当主。島育ちのため世間知らずで、考えることが苦手な面倒くさがりだが、常識に囚われない発想が敵を倒す糸口を発見することもある。かなりの長身で、鋼のように鍛えられた肉体を持つ。動きやすいということで上半身裸でいることが多いが、豪寒的な寒さには弱い。
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鑢 六枝 (やすり むつえ) | 『刀語』 |
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七花・七実の父親。虚刀流六代目当主で、とがめの父である飛騨鷹比等を討ったことで、大乱の英雄と呼ばれていた。妻のみぎりを殺した疑いをかけられて不承島に子供たちと共に流刑に処され、その地で19年間虚刀流の跡取りとして七花を鍛えていたが、娘・七実の天才性に恐怖を抱き殺害を試みるも、息子である七花によって阻まれ、逆に命を落とすこととなった。
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