苗字北洞の由来

北洞姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"北洞"を冠する発祥の地、苗字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた苗字のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

北条仲時の末裔が元弘三年五月近江番場の宿より、岐阜県山県市伊自良村長滝へ隠遁、弘治二年十月美濃(岐阜)厚見郡旦ノ島へ移住して北洞一族を築く。(北条仲時＝越後守=普恩寺流仲時)、北条基時の嫡子。

北洞さんの由来をこちらで募集中です!!

北洞さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘北’の由来

種類：	会意文字
意味：	きた。にげる。そむく。
由来：	左と右の両人が、背を向けてそむいたさまを示すもので、背を向けてそむくの意。また、背を向けてにげる、背を向ける寒い方角（北）などの意を含む。

‘洞’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	ほら。ほらあな。
由来：	同は、版築を築くときに使う長方形の板に、穴をあけたことを示すために口を加えた会意文字。洞は「水＋音符同」で、水が突き抜けるように速く流れること。また、水がつきぬけるほら穴。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「北洞」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

岐阜県

各務原市那加北洞町(なかきたぼらちょう)[各務原市]

愛知県

犬山市北洞(きたぼら)[犬山市]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは北洞姓の方は全国に580世帯ほどいるようで、日本で11806番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は岐阜県のようです。その後愛知県、大阪府にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い岐阜県と2番目の愛知県の差は倍以上あるため、もしかすると岐阜県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。都道府県別在住数1位の岐阜県には那加北洞町、2位の愛知県には北洞などの地名があるようです。

順位	都道府県	世帯数
	岐阜県	約360
	愛知県	約150
	大阪府	約40
	京都府	約20
	東京都	0～10前後
	鹿児島県	0～10前後
	山口県	0～10前後
	奈良県	0～10前後
	滋賀県	0～10前後
	石川県	0～10前後

全国分布詳細はこちらからご覧いただけます

北洞姓の成り立ち

地名	地形	職業	事物	拝領	合略	明治	派生	外来
〇	〇

北洞姓のルーツは地名です。地名から由来する苗字は名字の成り立ちとして非常に多いといわれています。例えば武士や貴族などの場合、邸宅のある場所や、支配地域の地名からちなんだ苗字を名乗ったり、出身地から苗字を取ったりしました。他にも地形から因んでい場合もあります。地形から由来する苗字の経緯は、同じ地域の中で、その地名を苗字として名乗ることができるのは地域の有力者や支配者であり、それ以外の人々は周りの地形から苗字を名乗りました。また方位を地形と合わせた名字も多く、北洞姓の場合この可能性も考えられます。