苗字 金井田の由来

金井田姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"金井田"を冠する発祥の地、苗字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの苗字のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

  • 私は専門家ではないのでハッキリした事は判りませんが、奈良時代頃防人と言う制度があったように記憶しております。確か防人は中部地方~関東地方より徴兵し九州大宰府を経て長崎県を始めとして北九州沿岸辺りに防塁を築き大陸や朝鮮半島からの侵入を防ぐ為に防人を配置しました。その中に信濃地域から参入した防人も存在していたと思います。防人の年季が明けても現地に留まり居住した者たちが信濃の金井田地域の故郷を偲んで金井田姓を名乗る者も居たのではないかと推察いたします。同じように北関東へ移住した者たちも故郷の信濃にある金井田の地を偲んで金井田姓を名乗ったのではないでしょうか?
  • 詳しくは解りませんけど、中世以降北九州沿岸から対馬壱岐及び五島列島を根城に朝鮮半島沿岸や中国広東省沿岸を荒らし掠奪したり貿易したりと活動した倭冦がありましたが、この倭冦の前身がマツラ水軍だったと記憶してます。この中に金井田姓を後に名乗る一族が居たんだろうなと考えます。この一族が何処から来たのかはハッキリと解りませんが、多分現地ではなく遠く関西より以東から移動して来た一族でしょう。それが信濃国か北関東かは解りません。ま、武士でありながら海賊でもあったのかな?
  • 金井田姓は関東甲信越と長崎県を中心に九州に多いのですが、信濃(長野市)の金井田と云う地名に縁があり東日本へ進出した金井田姓は栃木県を中心に拡がり、西日本へ進出しな金井田姓は長崎県を中心に拡がったようです。恐らく源氏に縁があると思われます…東日本では金田をカナダと読みますが西日本では金田をカネダと読む場合が多く、長崎県の金井田は東日本のようにカナイダと読むのをみても東日本から移ったものと考えられます。やはり、長野市金井田が金井田姓のルーツではないでしょうか?
  • 卑弥呼の時代靺羅(マツラ)国と云う国があり、大和王権~奈良時代に架けて朝鮮半島との交易で栄える。三韓時代(馬韓・弁韓・辰韓)の人々との交流あり。土着の靺羅人と三韓人の婚姻により混血も盛んにあったものと考えられる。ここに平安の頃渡辺党(源氏)の傍流である久と云う源氏の武将現れ一族郎党を引き連れ、靺羅…後に松浦の地に定着する。この地の地名に因み松浦党と名乗り久は松浦久となる。一族郎党の中に信濃より来る金井田氏あり。この金井田氏こそ信濃金井田の地より参じる者である。拠って金井田氏の発祥は信濃金井田より出ル。
  • 室町幕府を興した足利氏とは違う流れの奥州藤原氏に繋がる足利氏があります。源頼朝により滅ぼされた藤原秀郷の直系に当たり、後には鎌倉幕府の命によって幕府の御家人であった佐野基綱に滅ぼされた足利氏です。この足利氏が滅びる以前に郎党(家臣)として仕えていた武家の中に金井田氏も在りましたが、どのような経緯でか藤原足利氏を辞して佐野基綱に仕えるようになったようです。金井田の地名がある信濃辺りも古代には蝦夷が居住していました。奥州藤原氏は元々都の役人であり奥州探題に派遣されていたようです。いつしか土着の蝦夷とよしみを通じ蝦夷の為の国造りを始め朝廷と対峙するようになりました。此れが奥州藤原氏興りです。信濃辺りに土着していた金井田氏の祖先も、この時に奥州藤原氏と縁が出来たのでしょう。後に源氏の系流である佐野氏に仕えた訳ですから、藤原氏の系流でありながら源氏の郎党(家臣)になったのが金井田氏の成り立ちなのではないかと考えています。後年源氏であるにも関わらず藤原氏の家紋を用いるのも不自然ではないでしょう。東西に分布する金井田氏の逸話は色々あるようですが幾つかの共通点があるものと思います。金井田氏が武家であった事、源氏に縁がある事、金井田氏の家紋に藤原氏が関係している事、信濃辺りに発祥と思われる地名がある事など、数々の共通性があるのではないでしょうか?一部は源氏の郎党として西へ下向し一部は源氏である佐野氏に仕えて関東周辺に定着した訳ですから、このように考えてみると金井田姓が九州や栃木などの関東周辺に分布するのも何ら不思議ではありません。やはり、金井田氏の出自は信濃辺りではないかと思います。
  • 今の長崎県松浦市と伊万里市周辺の島々の辺りに松浦(マツラ)水軍あり。この中に火を自在に操る猛者があり。人は彼を火渡りの兼ねると云う。この猛者は関東方面から松浦(マツラ)水軍に加わる。兼ねるはカナイダが訛ったもので、火渡りのカナイダが本姓と伝わる。蒙古来襲の折りに勇猛果敢に奮戦した無名の武士(もののふ)あり。名門武士でも無く名も無い一武士であったにも拘わらず死を懸けた働きにより後に鷹島と云う島を拝領する事あり。これが今の長崎県金井田氏の始まりと聞く。
  • 私の祖母や父の姉(叔母)に聞いた話です。父の生まれ育った故郷は長崎県北松浦郡鷹島村でした。ここには金井田姓を持つ住民も多く、私の父方の先祖代々の墓所も此処にあります。管理仕切れない程の墓石が現存しますが、その数を見るとかなり昔から此処に居住していたようです。祖母や叔母の話では世が世ならば金井田姓を持つ家は家格が高いとの事でした。太平洋戦争中鉄器の拠出により家にあった鎧兜や刀が失われたそうです。祖父の祖母の代?幕末から明治始め頃に時代の変遷とともに当時の当主であった曾祖父?が酒に溺れ博打や遊興で受け継いだ財産を散財し没落したと聞きました。鷹島にあった土地や利権も手放したそうです。この事から判るのは金井田姓を持つ家は武家か名主の家柄であったのではないかと云う事です。平安から鎌倉の時代に此処に移住した金井田姓の一族があり、この金井田姓の一族は遠く関東周辺から来訪したもので間違いないと考えています。祖父の代までは一族の祖先は武家であり源氏の一族郎党であったと伝えられてきました。あくまで言い伝えなので確証はありませんが…?
  • 現在の栃木県佐野市に佐野基綱?と云う武将があり、その家臣に金井田氏が居ました。元は藤原秀郷の末裔である藤原系足利氏に仕えていましたが、源頼朝の御家人であった佐野氏に仕えるようになり、藤原系足利氏を滅ぼした後主君である佐野氏が淡路国を拝領され西へ移った一族と関東佐野周辺に残った一族とが居ました。元藤原系足利に仕えていたので、藤原氏ゆかりの家紋(下がり藤)を今も使用している金井田氏も多くいるものと思っています。結果東西にある金井田氏は元は同じ一族だったのではないかと思います。
  • 平安の頃かと思いますが、九州松浦水軍の成り立ちに関わりがあるようです。渡邊綱の従弟?の源久が九州へ下向し水軍形成為の人員を関東地域の土豪や豪族などから集めた中に現長野市金井田の地からも合流した者が後に武士となり金井田姓を名乗ったのが始まりなのだと聞いた事があります。 確かな事かは判りませんが…逸話の1つだと軽く聞き流して下さい。
  • 中国北東部に後金と云う満州族の国がありました。金とは満州族皇帝愛真覚羅氏の別姓で金則ち愛真覚羅を表すのです。これは古代からそのような意味を持ち古代に於て一部の一族が南下し、途中朝鮮半島を経て卑弥呼の時代前後の古代日本へ到達したのです。それとは別に秦の始皇帝の命により不老長寿の薬を求め日本に派遣された一団の中に回族の金氏も居ました。この同じ金姓を名乗る一族同士が故国へ還る事なく現在の北九州及び周辺の島嶼部に定住したのが日本の金氏の発祥なのです。時代が下り奈良時代頃この金氏一族と、この地域に防人として派遣された現在の関東甲信越の豪族やその郎党たちと情報交換などの交流があり次第に交わる事によって、この地の新たな豪族となったのです。後年この地に水軍を配置する為に源氏の一族郎党が下向して来ました。この時に源氏の郎党となり金氏からどのような経緯かは不明ではありますが金井田姓になったと思われます。よって金井田氏の一族には満州族(女真族)愛真覚羅の系譜と源氏の系譜が混ざる独特の一族だと考えられるのです。従って金井田氏の一族にはこの地域土着の太古の部族の血と大陸の女真族の血と後代での源氏との関りから武家の血が混ざり合う一族なのです。
  • 松浦水軍の話がありますが、松浦久(源久)の水軍なので松浦水軍または松浦党と言います。彼は渡邊綱(源綱)の一族で、この渡邊党は瀬戸内海の水軍を統括していました。渡邊綱と云えば鬼の片腕を切り落とした逸話で有名ですよね?この一族が瀬戸内海の水軍を統括したのが松浦水軍成り立ちの発端なのかは判別しませんが、恐らく多少の関係はあるものと思われます。この時に随行した郎党の中に金井田姓を名乗る者が居たのではないかと思います。この金井田姓を名乗った人物が果たして信濃国の出自であったかは確証が無く断言出来ません。しかし、全く違うとも言い切れないでしょうね。可能性は皆無では無いと思います。少なくとも嵯峨源氏と繋がりはあるんではないでしょうか?
  • 金井田姓に関して…まず、家紋が全ての金井田姓に共通するものが無いのでは?源氏や藤原氏、他に橘氏などにゆかりのある家紋を伝えている金井田諸氏があるのでは?統一性の家紋であれば、ある程度ルーツを辿る事が可能なのではないか?ルーツが判明しないと云う事は、祖先が同一地域から出た一族であったとしても、それぞれが各地域に派生した経緯により、ある一派は仕える主君にゆかりある家紋を賜り、ある一派は自らの祖先は○○氏だったと主張した結果家紋に共通性がなくなりルーツを判別し難くしたものだろうと思われる。ただ、金井田姓と云う共通の姓を持つ以上全く関係ないと言えない。遡れば元は同じ一族だったはずで遇に東西に派生した訳ではないと考える。これは単なる想像だが、金井田姓を持つ一族は同一地域から発祥したものではないかと思う。その土地の地名から名を成す一族であるなら少なくともその地の豪族かその郎党であったのではないかと考えられる。後にそれぞれ仕える主君を持ち武家としての金井田氏になったのではないか?
  • 私の知人の金井田さんに聞いたところに依ると先祖は北関東の出自だそうです。戦国時代の頃には現在の栃木か群馬に居住していたとの事でした。ただ、戦国時代以前は何処から来たのかは判らないそうです。昔の本家に刀槍があったそうです。、だからと言って武家だったかは判らないし、今は農家なので単なる郷士だったのかも知れないとの事でした。

金井田さんの由来をこちらで募集中です!!

金井田さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘金’の由来

種類:会意兼形声文字
意味:かね。通貨。鉱物の総称。 こがね。おうごん。
由来:今は「ふたでおさえるさま+―」から成る会意文字で、何かを含んでおさえたさまを示す。金は「点々のしるし+土+音符今」で、土の中に点々ととじこもって含まれた砂金をあらわす。

‘井’の由来

種類:象形文字
意味:い。井戸。いげた。まち。人の集まる所。
由来:井は、四角いわく型を描いたもので、もと、ケイと読む。形や型の字に含まれる。丼は、「四角いわく+・印」の会意文字で清水のたまったさまを示す。セイと読み、のち、両者の字形が混同して井と書くようになった。井は、また、四角にきちんと井型に区切るの意を派生する。

‘田’の由来

種類:象形文字
意味:た。はたけ。かる。かり。
由来:四角に区切った耕地を描いたもの。平らに伸びる意を含む。また、田猟の田は、平地に人手を配して平らに押していくかりのこと。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「金井田」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは金井田姓の方は全国に650世帯ほどいるようで、日本で11011番目に多い名字のようです。 最も多く住んでいらっしゃる都道府県は長崎県のようです。その後東京都、栃木県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い長崎県と2番目の東京都の差は倍以上あるため、もしかすると長崎県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。金井田姓の方は上位3位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。
順位 都道府県 世帯数
1位長崎県約220
2位東京都約90
3位栃木県約90
4位佐賀県約80
5位福岡県約70
6位大阪府約40
7位群馬県約40
8位茨城県約20
9位兵庫県0~10前後
10位愛知県0~10前後

全国分布詳細はこちらからご覧いただけます

金井田姓の成り立ち

地名

地形

職業

事物

拝領

合略

明治

派生

外来

金井田姓の出自

武家

公家

庶民

アイヌ

蝦夷

琉球

台湾

中国

朝鮮

その他

氏神の由来を探す

苗字にはその地域で称えられていたものに由来するケースもあります。ここでは"金井田"の名がつく神社を紹介しています。

みんなが知ってる金井田さんはこんな人

由来や発祥とは関係ありませんが、本サイトの金井田姓のページで皆さんからいただいたご意見を集計した内容を表示しています。 本サイトのアンケートでは芸術肌の方が多いようです。またいい人の割合が多く

「金井田」さんについて教えてください!

苗字の由来

「金井田」さんの由来やルーツ、発祥の地に関すること、一族の伝承や秘話等、この苗字に関するさまざまな逸話を教えてください。
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あなたがご存知の「金井田」さんはどちらかというと頭を駆使する知力派、はたまた肉体勝負の体力派、それとも個性豊かな芸術派?

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こんな名前で呼ばれてます/呼んでます

自分はこんな呼称で呼ばれてます、または金井田さんへ皆さんが親しみをもって呼ぶときの愛称やニックネームを教えてください。好意的なものであればあだ名でも構いません。
※ひらがなでお願いします。一回に複数の呼称を入れないようにお願いします。
かな


こんな名前に間違えられました

よく間違えて呼ばれる、誤って覚えられてしまう、宛先でよく間違えられる名前があれば教えて是非ください。結果は近日このページまたは特設ページにて公開させていただきます。
読み間違えはひらがな、書き間違えは漢字でひとつずつお願いします。
≪読み間違え≫※ひらがなで一つずつお願いします
かな

≪書き間違え≫※漢字で一つずつお願いします
漢字

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