苗字下窄の由来

下窄姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"下窄"を冠する発祥の地、名字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた名字のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

「下窄」は、明治初期の近代的戸籍作成の際に、長崎県の五島列島、若松島の樫ノ口に住んでいた、初蔵・七蔵兄弟の家族に付けられた苗字です。現在の下窄さんはこの兄弟の子孫と思われます。「窄」は、兄弟が住んでいた地区の字(あざな)である「眞窄」(まさこ)に由来すると思われます。「下」に付いては、当時若松を管轄していた役人が、異宗人(キリスト教徒)の苗字には差別・軽蔑の意味を込めて「下」の字を付けたと言い伝えられています。当時は禁教令が廃止される前で、数年前には、キリシタン洞窟に隠れた仲間が捕縛されて拷問を受けています。初蔵・七蔵は、家族のことを思い、また自らの宗教に誇りを持ってこの「下窄」の苗字を受け入れたものと思われます。

下窄さんの由来をこちらで募集中です!!

下窄さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘下’の由来

種類：	指事文字
意味：	した。しも。もと。さげる。くだる。おろす。地位や身分が低い。順が後。
由来：	おおいの下にものがあることを示す。した、したになるの意をあらわす。上の字の反対の形。

‘窄’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	せまい。
由来：	乍サク・サは、作の原字で、人為的な作為を加えること。窄は「穴（あな）＋音符乍」で、むりに作為してぐっとせばめること。

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは下窄姓の方は全国に十数～100世帯ほどいるようで、日本で34782番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は長崎県のようです。その後福岡県、福島県にいらっしゃる方が多くなっているようです。下窄姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。