苗字丹田の由来

丹田姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"丹田"を冠する発祥の地、苗字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた苗字のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

和歌山県田辺市周辺に「牟禮病」という今でも原因が判明しない神経性の風土病があります。水銀による製薬・まじないの専門家集団だった丹田氏という豪族が、神武天皇に成敗された時、土地一帯に強力な呪いをかけたのが原因だと祖母から聞きました。
和歌山県田辺あたりで勢力を振るっていた女首長「丹敷戸部」が祖と伝えられる。丹敷戸部が率いていたのは、水銀鉱石の「辰砂・丹砂」を採掘・精製する特殊技能をもった集団であった。当地近辺は古来より水銀鉱石（丹）の産地であり、弘法大師も高野山開闢のための資金作りに活用したといわれる。古代、水銀は非常に価値が高く、水銀による製薬や呪術、水銀毒による暗殺などの技術を持っていた丹敷戸部率いる集団は圧倒的な資金力を以て、この地をまとめていたが、神武天皇により滅ぼされた（古事記にも記載）。そのため、丹敷という名を使えず、広くしきつめるという意の「敷」の代わりに、数多く存在するという意である「田」に置き換えて「丹田」と名を変え、熊野地方に群雄割拠していた小さな武装集団のひとつとして生き残り、戦国期から江戸時代までは武士として存続。（丹田家家伝の製薬・毒殺・体術・剣術をつたえる丹田氏も現存するらしいが真偽不明。）西牟婁郡上富田町に小字として「丹田」があり、現在も丹田台という地名が残っている。また、明治初期まで丹田氏が丹の神（丹生都比売）を祀っていた「丹田神社」が存在していたが、明治期の神社合祀制度により近野神社（現存・丹田神社合祀の記録あり）に吸収された。熊野古道周辺には丹田姓が多数存在。この辺りの江戸時代の郵政省である「伝馬所」に丹田家が歴史史跡として現存している所からも、この辺りでは有力な家であったことが分かる。

丹田さんの由来をこちらで募集中です!!

丹田さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘丹’の由来

種類：	会意文字
意味：	に。あか。赤色。まごころ。まこと。練り薬。
由来：	土中に掘った井型のわくの中から、あかい丹砂があらわれ出るさまを示すもので、あかい物があらわれ出ることをあらわす。旃セン（あかい旗）の音符となる。

‘田’の由来

種類：	象形文字
意味：	た。はたけ。かる。かり。
由来：	四角に区切った耕地を描いたもの。平らに伸びる意を含む。また、田猟の田は、平地に人手を配して平らに押していくかりのこと。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「丹田」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

京都府

京都市山科区大塚丹田(おおつかたんだ)[京都市山科区]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは丹田姓の方は全国に1100世帯ほどいるようで、日本で7907番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は大阪府のようです。その後兵庫県、和歌山県にいらっしゃる方が多くなっているようです。丹田姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。