苗字鹿熊の由来

鹿熊姓に関する由来・ルーツのページです。"鹿熊"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字のルーツや逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

２、かくまのルーツこれから先、わたしの推論である。当時の頭脳集団は仏教徒を中心とした者達で、先の鳩摩羅什の布教集団が日本に来た後、住み着いたのではなかろうか。それが熊襲ではなかろうか。布教の際に薬草など大陸の文化を日本に運び、大和言葉に慣れて九州に定着し、大陸に造られていたような磨崖佛が大分県を中心に製作されるようになって来たのではないか。熊襲が磨崖佛信仰と薬草を定着させたのではなかろうか。薬草はトウオウレン（唐黄連）と言われ、別名「加久万久佐」なるもので、日本最古の医薬事典『大同類聚方』（八〇八年）には「加久万久佐」の処方箋が記載されており、神功皇后の悪阻（第一五代の応神天皇を筑紫で御出産）を治した武内宿禰の処方や大和朝廷の漢人系渡来人の阿知王の処方など多くの紹介がある。薬草は、高原・山麓に栽培され、そのあたりを神域として他部族を合い入れない薬草園とし、いつの間にかその山を鹿熊岳と呼び、鹿熊神社も成立したのではなかろうか。これは私の思いつき話だが、「加久万久佐」を持ち込んだ御仁こそ、わが鹿熊の先祖様ではなかろうか。オウレンの名前は古くはカクマグサを漢名の黄連と同一物とし、カクマグサの名前は黄連に置きかえられてきた（牧野植物事典）。　九州の太宰府の隣の耶馬渓町に鹿熊岳という海抜六六四米の山がある。明治三七年の五万分の一の『耶馬渓』の地図に、鹿熊岳から五粁以内に三角点のある高い山があるが、八二七米、七五二米の山はいずれも無名である。なぜ小さな山に鹿熊岳と名付けられているのだろうか。魚津市に鹿熊山、小鹿熊山がある。大分の鹿熊岳山麓には、昭和の開拓（終戦後）もあり、鹿熊開拓と呼ばれる地名もある。昔も地形は開墾できるような平坦な地であったのだろう。大陸から初めて日本に上陸して居住するには、オウレンの栽培のできる場所が必要であった。そこが鹿熊岳山麓であったに違いない。そこに住み着いたのではなかろうか…。神亀二年（七二五）に建立された宇佐神宮は、加久万久佐の恩恵を受けた神功皇后が祀られている。皇族の病気に「加久万久佐」が処方されたというのである。ただ事ではない。鹿も熊も神に仕える神獣である。　鹿熊俊明

鹿熊さんの由来をこちらで募集中です!!

鹿熊さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘鹿’の由来

種類：	象形文字
意味：	しか。動物のしか。
由来：	しかの姿を描いたもの。細長くつらなって列をなすしか。

‘熊’の由来

種類：	会意文字
意味：	くま。
由来：	能は、ねばり強くて長くもえる獣のあぶら肉のこと。熊は「能＋火」で、肥えて脂肪ののったくまの肉がよくもえることを示す。熊は、昔、火の精である獣と考えられた。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「鹿熊」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

新潟県

三条市鹿熊(かくま)[三条市]

見附市鹿熊町(かくままち)[見附市]

富山県

魚津市鹿熊(かくま)[魚津市]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは鹿熊姓の方は全国に540世帯ほどいるようで、日本で12359番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は富山県のようです。その後北海道、大阪府にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い富山県と2番目の北海道の差は倍以上あるため、もしかすると富山県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。都道府県別在住数1位の富山県には鹿熊などの地名があるようです。

順位	都道府県	世帯数
	富山県	約230
	北海道	約70
	大阪府	約50
	東京都	約50
	愛知県	約40
	神奈川県	約40
	埼玉県	約40
	茨城県	約20
	石川県	0～10前後
	長野県	0～10前後