八軒 勇吾 (はちけん ゆうご) | 『銀の匙 Silver Spoon』 |
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本作の主人公。新札幌中出身。実家は札幌市西区にある。クラスの実習班はA班。眼鏡をかけたごく平凡な少年。
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八軒 慎吾 (はちけん しんご) | 『銀の匙 Silver Spoon』 |
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勇吾の実兄。初期のカブを乗り回している。体格がよく、表情豊かに良く笑い、軽いノリで冗談をよく飛ばすなど弟の勇吾とは正反対で非常にマイペースな性格である。勇吾からは「話が通じない・噛み合わない」と言われ、その価値観の相違から敬遠されている。勇吾が秀才タイプであるのに対し、慎吾は要領よく勉強をする所謂「天才」タイプであり東京大学入学も難無く突破した。
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八軒 数正 (はちけん かずまさ) | 『銀の匙 Silver Spoon』 |
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八軒兄弟の父。職業はサラリーマンだが、普段から固く厳つい顔つきを崩さない上に鋭い目つきのせいもあって、動物からは畏怖され初対面の人(特に勇吾と同世代の学生)にはヤクザと勘違いされている(本人に自覚は無い)。己の本分・稼業を全うすることに重点を置き、息子たちに対する姿勢も「学生の本分は学業である」と一貫しており、学業以外のことに興味は基本的に示さない。
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八軒 美沙子 (はちけん みさこ) | 『銀の匙 Silver Spoon』 |
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八軒兄弟の母。二人とも顔立ちはどちらかというと母親似である。昔から子ども達のことを考えて手料理を作っており、それが結果として勇吾と慎吾の味覚センスを育んだことに繋がっている。高校進学とともに寮生活に入り、夏休みも帰郷しなかった勇吾を気に掛けているが、強気で厳格な夫に逆らえず、気後れしている様を子どものころから見ている勇吾は、心配の言葉を綴った母からのメールも「今更」と素直に受け入れることが出来ず反発していた。
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