‘忍’の由来や起源

音読み：にん

訓読み：しのぶしのび

おし、しの、しのぶ、たう

忍者の忍。忍耐の忍。「刃」は刀を何度も打って強くする様子から「粘り強い」の意味、これに「心」を組み合わせて「粘り強い心」を表現した。しのぶ。たえしのぶ。こらえる。隠れる。人目につかないようにする。

刃ニン・ジンは、刀のはのあるほうをヽ印で示した指事文字で、ねばり強くきたえた刀のは。忍は「心＋音符刃」で、ねばり強くこらえる心。

会意兼形声文字

“忍”は会意兼形声文字という種類の文字です。会意兼形声文字とは、二字以上の漢字の字形・意味を合わせて作られた会意文字と、音を表す字と意味を表す字を合わせて形声文字の特徴を併せ持つもの。

7画

“忍”の画数は7画で同じ画数の文字には、
芳、沈、沌、狂、妥、含、冴、灸、励、阪等があります。

心：こころ,りっしんべん,したごころ

アンケート

“忍”という字はあなたにとって書き易いと思いますか？

“忍”の字がつく苗字には忍賀、忍穂井、忍澤、忍見、忍成、忍垂、忍崎、忍海辺、忍穂、忍久保等があります。

“忍”の字がつく名前には奈忍、忍圭、忍美、忍佳、忍博、忍和、菜忍子、忍等があります。