苗字永里の由来

永里姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"永里"を冠する発祥の地、苗字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた苗字の由来、逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

福岡に住んでいる永里です父の郷は、鹿児島宮崎の永里から分家したと聞いていますはっきりした事はわかりませんが、亡くなった祖父から聞いた話によると源氏の落人で山と川に挟まれた家も少ないところに身を潜めるように昔は住んでいたようです家紋は縦矢二本で禅宗です小さい頃、父の郷に里帰りした時何故これ程までに人里離れた場所に永里姓しかいない(10件くらい)お墓も永里家が15墓位のところに住んでいるか不思議でなりませんでした祖父の話しを聞いてからは落人ならそうかもしれないと思いました
室町時代の熊本菊池氏の四男が氏祖　本家菊池氏より「永里」の名字を下賜され熊本県あさぎり町を所領とします　その後戦国時代末期になると鹿児島の島津氏が台頭しその配下になり鹿児島県知覧町へ一族で移転します　知覧町には二級河川「永里川」が流れ「永里郵便局」や「Ａコープ永里」「ＪＡ永里」など地名に因んだ永里が発見出来ます　尚、当時島津氏の傘下に入った菊池氏系の同族には「西郷隆盛」がいらっしゃいます　関東地方の東京に居る永里氏は薩摩藩氏族で明治時代（明治維新の頃に上京）に当時警察官として勤務された方が多いです

永里さんの由来をこちらで募集中です!!

永里さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘永’の由来

種類：	象形文字
意味：	ながい。ながく続くこと。とこしえ。いつまでも続く。
由来：	水流が細く支流にわかれて、どこまでもながくのびるさまを描いたもの。屈曲して細くながく続く意を含み、時間のながく続く意に用いることが多い。

‘里’の由来

種類：	会意文字
意味：	村里の里。田と土を上下に合わせた字。「田」は「人が耕した土地」を、「土」はもとは「社（やしろ）=神を祭る場所」を指していた。神を祭った土地に人々が集まったことから現在の意味に。さと。距離の単位。
由来：	「田（四角く区切りをつけた井田）＋土」で、区切りの筋を入れて整理された畑や居住地のこと。俚（いなか）は、その派生語。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「永里」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

鹿児島県

南九州市知覧町永里(ちらんちょうながさと)[南九州市]

川辺郡知覧町永里(ながさと)[川辺郡知覧町]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは永里姓の方は全国に1700世帯ほどいるようで、日本で6127番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は鹿児島県のようです。その後熊本県、福岡県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い鹿児島県と2番目の熊本県の差は倍以上あるため、もしかすると鹿児島県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。都道府県別在住数1位の鹿児島県には知覧町永里、永里などの地名があるようです。

順位	都道府県	世帯数
	鹿児島県	約680
	熊本県	約170
	福岡県	約140
	宮崎県	約100
	大阪府	約90
	神奈川県	約80
	兵庫県	約70
	愛知県	約70
	東京都	約60
	千葉県	約60

全国分布詳細はこちらからご覧いただけます

永里姓の成り立ち

地名	地形	職業	事物	拝領	合略	明治	派生	外来
〇	〇

永里姓のルーツは地名です。地名から由来する苗字は名字の成り立ちとして非常に多いといわれています。例えば武士や貴族などの場合、邸宅のある場所や、支配地域の地名からちなんだ苗字を名乗ったり、出身地から名乗ったりしました。他にも地形から因んでい場合もあります。地形から由来する苗字の経緯は、同じ地域の中で、その地名を苗字として名乗ることができるのは地域の有力者や支配者であり、それ以外の人々は周りの地形から苗字を名乗りました。