苗字渋田の由来

渋田姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"渋田"を冠する発祥の地、名字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの名字のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

福岡県古賀市の私の渋田一族の伝承では、前９年、後３年の役で朝廷と戦った安倍兄弟のうち弟の宗任の家来であった。　後３年の役で源義家等との戦いで敗れ、捕虜となった宗任は伊予に配流されたが家来衆が慕って参集し、朝廷は武力集団化を恐れ筑前大島（宗像市）へ再配流した。そこへも家来衆が参集したが宗任の死後、落胆した家来衆の一部は筑前相島（新宮町）にて剣を埋め（剣神社）、古賀市へ渡り帰農した。さらに後年、その一部が立花宗茂の柳川襲封とともに家来として柳川に従った。とされている。家紋は丸に剣花菱

渋田さんの由来をこちらで募集中です!!

渋田さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘渋’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	しぶる。物事が円滑にはこばない。しぶい。
由来：	止は、足の形。澀の右側は「下向きの足二つ＋上向きの足二つ」の会意文字で、足がうまく進まず停止することを示す。澀はそれを音符とし、水を加えて、しぶることを明白に示した字。澁は澀の止（足）一つを省略した字。常用漢字はさらにそれを略した。

‘田’の由来

種類：	象形文字
意味：	た。はたけ。かる。かり。
由来：	四角に区切った耕地を描いたもの。平らに伸びる意を含む。また、田猟の田は、平地に人手を配して平らに押していくかりのこと。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「渋田」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

岩手県

奥州市水沢区渋田(みずさわくしぶた)[奥州市]

茨城県

下妻市渋田(しぶた)[下妻市]

石川県

輪島市渋田町(しぶたまち)[輪島市]

和歌山県

伊都郡かつらぎ町西渋田(にししぶた)[伊都郡かつらぎ町]

伊都郡かつらぎ町東渋田(ひがししぶた)[伊都郡かつらぎ町]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは渋田姓の方は全国に5000世帯ほどいるようで、日本で2767番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は福岡県のようです。その後北海道、東京都にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い福岡県と2番目の北海道の差は倍以上あるため、もしかすると福岡県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。渋田姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。

順位	都道府県	世帯数
	福岡県	約2400
	北海道	約670
	東京都	約270
	神奈川県	約210
	大阪府	約200
	兵庫県	約140
	青森県	約140
	佐賀県	約130
	岩手県	約130
	千葉県	約110

全国分布詳細はこちらからご覧いただけます

渋田姓の成り立ち

地名	地形	職業	事物	拝領	合略	明治	派生	外来
〇	〇				〇

渋田姓のルーツは地名です。地名から由来する苗字は名字の成り立ちとして非常に多いといわれています。例えば武士や貴族などの場合、邸宅のある場所や、支配地域の地名から苗字を名乗ったり、出身地の地名を苗字としたりしました。他にも地形から因んでい場合もあります。地形由来の苗字の経緯は、ある程度人が住む同じ地域の中で、その地名を苗字として名乗ることができるのは地域の有力者や支配者であり、それ以外の人々は周りの地形から苗字を名乗りました。