苗字甲府方の由来

甲府方姓に関する由来・ルーツのページです。"甲府方"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた苗字のルーツや逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

戦国時代には、奥沢城の防衛拠点として、神社の東側の大音山（現、大音寺）に砦が設けられたと言う。そして、浪人を集めて防衛に当たらせたと言う。武田信玄が小田原城を取り囲む時には、恐らくこの近くを通過したのではないかと思います。この浪人。どこで読んだのか、また記憶が不確かなのだが、鎌倉時代の和田義盛の子孫で、義盛の二男朝盛から八代目の朝清が家臣11名（天野、郡山、甲府方、須藤、田口、柄本、鈴木、江方、高橋、増田、松田）と共に奥沢に住み着き奥沢本村を切り開いたという。（この人たちが記録にあるもっとも古い入植者であるはず）これを書いてて思い出したのだが、横穴墓が工事中に発見された時に、工事関係者と地主が入っていったと言う。その地主が和田氏と言ったので、まんざらではないかもしれない。浪人とは和田一族なのかもしれない。

甲府方さんの由来をこちらで募集中です!!

甲府方さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘甲’の由来

種類：	象形文字
意味：	きのえ。十干の第一番目。よろい。かぶと。外部を覆うかたいもの。
由来：	もと、うろこを描いた象形文字。のち、たねをとり巻いたかたいからを描いた象形文字。かぶせる意を含む。促音語尾のｐがｔに転じたばあいはカッと読む。

‘府’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	地方公共団体の一つ。くら。
由来：	付フは、人の背に手をぴたりとひっつけるさま。府は「广（いえ）＋音符付」で物をびっしりとひっつけて入れるくら。付

‘方’の由来

種類：	象形文字
意味：	かた。むき。方向。まさに。手立て。方法。
由来：	左右に柄の張り出たすきを描いたもので、←→のように左右に直線状に伸びる意を含み、東←→西、南←→北のような方向の意となる。また、方向や筋道のことから、方法の意を生じた。

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは甲府方姓の方は全国に十数～100世帯ほどいるようで、日本で35482番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は東京都のようです。その後神奈川県、山梨県にいらっしゃる方が多くなっているようです。甲府方姓の方は３位までの都道府県における地名には見られないことから、地名が由来というわけではないと思われます。